2026年6月23日 8時08分
株価指数先物【寄り前】 +2σに沿ったトレンド継続で7万4000円が意識されてくる
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 73090 +230 (+0.31%)
TOPIX先物 4122.0 +9.0 (+0.21%)
シカゴ日経平均先物 73135 +275
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
22日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米国とイランの仲介役であるパキスタンとカタールは、60日以内の最終合意に向けた行程表に米国とイランが合意したと明らかにした。20日にはイラン軍がホルムズ海峡を再封鎖すると宣言したが、安全な航行に向けて関係国が連絡体制を構築するという。戦闘終結やホルムズ海峡の航行正常化が近づいているとの見方からWTI原油先物は1バレル=74ドル台に下落。原油安が進むなかで、米景気の先行き不透明感が和らいだ。ただ、ハイテク株の一角に売りが出たことで、相場全体の重荷になった。
NYダウ構成銘柄では、キャタピラー<CAT>、アムジェン<AMGN>、JPモルガン・チェース<JPM>、シスコシステムズ<CSCO>、スリーエム<MMM>が買われた。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ナイキ<NKE>、マイクロソフト<MSFT>、マクドナルド<MCD>、ホーム・デポ<HD>が軟調。ダウ構成銘柄ではないが、アルファベット<GOOG>が5%近く下落。同社のAI(人工知能)開発研究者がアンソロピックに移ることが明らかになり、AI開発競争の激化が大型テック株の売りに向かわせたようである。ただ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超す上昇となり、連日で最高値を更新。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比275円高の7万3135円だった。22日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比20円安の7万2840円で始まった。直後につけた7万2620円を安値に上へのバイアスが強まり、米国市場の取引開始後には7万3760円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消もあって上げ幅を縮めたが、終盤にかけて7万2950円~7万3200円辺りで保ち合いを継続。日中比230円高の7万3090円でナイトセッションの取引を終えている。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まりそうだ。ボリンジャーバンドの+2σ(7万3400円)に沿った上昇が続いており、ロング優勢の相場展開になろう。米国ではアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどの弱さが目立っていたが、SOX指数の上昇もあって押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。
日経225先物は、+2σ突破の場面では利益確定に伴うロング解消のほか、過熱警戒から短期的なショートは入りやすいだろう。同バンドを挟んでの推移が見込まれるなか、週足の+2σ(7万4010円)に接近してきたことで、オプション権利行使価格の7万2500円から7万4000円のレンジを想定する。日足の+2σを上回っての推移が目立ってくるようだと、週足の+2σへのバイアスが強まり、ショートカバーの流れが強まりやすいだろう。
22日の米VIX指数は17.28(18日は16.40)に上昇した。一時17.92まで切り上がる場面もみられたが、25日移動平均線(17.37)を一時上回った。その後は16.49まで低下する動きもみられており、同線を挟んでの推移となった。目先的には25日線突破から200日線(18.62)辺りへの上昇は意識しておきたい。
22日のNT倍率は先物中心限月で17.71倍(19日は17.60倍)に上昇した。朝方は17.56倍に低下する場面もみられたが、その後の切り返しで一時17.77倍まで上昇し、+2σ(17.86倍)に接近した。フジクラ<5803>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を牽引しており、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。本日は米国市場の流れを受けて、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などAI関連株の一角には利食いが入りやすいとみられ、NTロングを巻き戻す動きが意識されよう。ただ、+1σ(17.34倍)に接近するようなら、NTロング組成のタイミングになるとみておきたい。
株探ニュース
日経225先物 73090 +230 (+0.31%)
TOPIX先物 4122.0 +9.0 (+0.21%)
シカゴ日経平均先物 73135 +275
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
22日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米国とイランの仲介役であるパキスタンとカタールは、60日以内の最終合意に向けた行程表に米国とイランが合意したと明らかにした。20日にはイラン軍がホルムズ海峡を再封鎖すると宣言したが、安全な航行に向けて関係国が連絡体制を構築するという。戦闘終結やホルムズ海峡の航行正常化が近づいているとの見方からWTI原油先物は1バレル=74ドル台に下落。原油安が進むなかで、米景気の先行き不透明感が和らいだ。ただ、ハイテク株の一角に売りが出たことで、相場全体の重荷になった。
NYダウ構成銘柄では、キャタピラー<CAT>、アムジェン<AMGN>、JPモルガン・チェース<JPM>、シスコシステムズ<CSCO>、スリーエム<MMM>が買われた。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、ナイキ<NKE>、マイクロソフト<MSFT>、マクドナルド<MCD>、ホーム・デポ<HD>が軟調。ダウ構成銘柄ではないが、アルファベット<GOOG>が5%近く下落。同社のAI(人工知能)開発研究者がアンソロピックに移ることが明らかになり、AI開発競争の激化が大型テック株の売りに向かわせたようである。ただ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超す上昇となり、連日で最高値を更新。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比275円高の7万3135円だった。22日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比20円安の7万2840円で始まった。直後につけた7万2620円を安値に上へのバイアスが強まり、米国市場の取引開始後には7万3760円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は利益確定に伴うロング解消もあって上げ幅を縮めたが、終盤にかけて7万2950円~7万3200円辺りで保ち合いを継続。日中比230円高の7万3090円でナイトセッションの取引を終えている。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買い先行で始まりそうだ。ボリンジャーバンドの+2σ(7万3400円)に沿った上昇が続いており、ロング優勢の相場展開になろう。米国ではアマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどの弱さが目立っていたが、SOX指数の上昇もあって押し目待ち狙いの買い意欲の強さが意識されそうだ。
日経225先物は、+2σ突破の場面では利益確定に伴うロング解消のほか、過熱警戒から短期的なショートは入りやすいだろう。同バンドを挟んでの推移が見込まれるなか、週足の+2σ(7万4010円)に接近してきたことで、オプション権利行使価格の7万2500円から7万4000円のレンジを想定する。日足の+2σを上回っての推移が目立ってくるようだと、週足の+2σへのバイアスが強まり、ショートカバーの流れが強まりやすいだろう。
22日の米VIX指数は17.28(18日は16.40)に上昇した。一時17.92まで切り上がる場面もみられたが、25日移動平均線(17.37)を一時上回った。その後は16.49まで低下する動きもみられており、同線を挟んでの推移となった。目先的には25日線突破から200日線(18.62)辺りへの上昇は意識しておきたい。
22日のNT倍率は先物中心限月で17.71倍(19日は17.60倍)に上昇した。朝方は17.56倍に低下する場面もみられたが、その後の切り返しで一時17.77倍まで上昇し、+2σ(17.86倍)に接近した。フジクラ<5803>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が日経平均株価を牽引しており、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。本日は米国市場の流れを受けて、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]などAI関連株の一角には利食いが入りやすいとみられ、NTロングを巻き戻す動きが意識されよう。ただ、+1σ(17.34倍)に接近するようなら、NTロング組成のタイミングになるとみておきたい。
株探ニュース