2026年6月12日 7時26分
株価指数先物【寄り前】 ギャップアップで+1σを捉える
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 66540 +2060 (+3.19%)
TOPIX先物 3910.0 +65.5 (+1.70%)
シカゴ日経平均先物 66390 +1910
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
11日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領は自身のSNSで11日夜に予定していたイランに対する攻撃を中止したと表明。現在進められている協議は「イランの最高指導部に持ち込まれ、承認された」と投稿した。米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意が近いと明らかにしたことを受け、WTI原油先物価格は1バレル=87ドル台に下落したほか、米長期金利の低下が投資家心理の改善につながった。
NYダウ構成銘柄では、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>、アムジェン<AMGN>、ナイキ<NKE>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、シェブロン<CVX>、マイクロソフト<MSFT>、コカ・コーラ<KO>、ビザ<V>が軟調。半導体やAI関連株を中心に幅広い銘柄が上昇し、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は8%近く上昇した。
シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比1910円高の6万6390円だった。11日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比140円高の6万4620円で始まった。その後は軟化し6万4080円まで売られる場面もみられ、売り一巡後は6万4400円~6万5000円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけて上へのバイアスが強まり、6万6740円まで上げ幅を広げ、日中比2060円高の6万6540円でナイトセッションの取引を終えている。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップアップから始まることになろう。ナイトセッションで6万4080円まで売られ25日移動平均線(6万4380円)を割り込む場面もみられたが、売り一巡後は同線を上回っての保ち合いが続き、トランプ大統領のSNSへの投稿を受けた米国市場の上昇に連動する形で急伸している。
ボリンジャーバンドの+1σ(6万6700円)を捉えてきたことで強弱感は対立するだろうが、同バンドを明確に上抜けてくるようだと、+2σ(6万9030円)とのレンジ移行でショートカバーが強まりそうだ。また、週足では+1σ(6万5090円)を上回ってきたことで、+2σ(6万9950円)とのレンジが意識されることになりそうだ。
なお、イランメディアは「イランはいかなる米国との暫定的な基本合意書も承認していない」と報じた。不透明感はあるものの、トランプ大統領は今週末に欧州で署名される可能性があり、署名が完了次第、ホルムズ海峡は正式に開通すると述べたと伝えられている。6月に入ってからの調整でショートに傾いているポジションを修正する動きが意識されよう。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万8500円でのレンジを想定。
11日の米VIX指数は19.44(10日は22.22)に低下した。一時22.59まで上昇し75日線(20.59)を上回る場面もみられたが、その後の下げで同線を割り込み、200日線(18.57)に接近してきた。心理的な節目の20.00を下回ってきたことで、リスク選好に向かわせそうだ。
11日のNT倍率は先物中心限月で16.81倍(10日は16.71倍)に上昇した。朝方には16.51倍まで下げたが、25日線(16.46倍)が支持線として機能する形となり、その後の半導体やAI関連株の切り返しにより、16.82倍まで上昇した。+1σ(16.88倍)が抵抗線として意識されやすいだろうが、ギャップアップで始まることでNTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。
株探ニュース
日経225先物 66540 +2060 (+3.19%)
TOPIX先物 3910.0 +65.5 (+1.70%)
シカゴ日経平均先物 66390 +1910
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
11日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領は自身のSNSで11日夜に予定していたイランに対する攻撃を中止したと表明。現在進められている協議は「イランの最高指導部に持ち込まれ、承認された」と投稿した。米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意が近いと明らかにしたことを受け、WTI原油先物価格は1バレル=87ドル台に下落したほか、米長期金利の低下が投資家心理の改善につながった。
NYダウ構成銘柄では、ハネウェル・インターナショナル<HON>、ボーイング<BA>、キャタピラー<CAT>、アムジェン<AMGN>、ナイキ<NKE>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、シェブロン<CVX>、マイクロソフト<MSFT>、コカ・コーラ<KO>、ビザ<V>が軟調。半導体やAI関連株を中心に幅広い銘柄が上昇し、フィラデルフィア半導体(SOX)指数は8%近く上昇した。
シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比1910円高の6万6390円だった。11日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比140円高の6万4620円で始まった。その後は軟化し6万4080円まで売られる場面もみられ、売り一巡後は6万4400円~6万5000円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけて上へのバイアスが強まり、6万6740円まで上げ幅を広げ、日中比2060円高の6万6540円でナイトセッションの取引を終えている。
シカゴ先物にサヤ寄せする形で、ギャップアップから始まることになろう。ナイトセッションで6万4080円まで売られ25日移動平均線(6万4380円)を割り込む場面もみられたが、売り一巡後は同線を上回っての保ち合いが続き、トランプ大統領のSNSへの投稿を受けた米国市場の上昇に連動する形で急伸している。
ボリンジャーバンドの+1σ(6万6700円)を捉えてきたことで強弱感は対立するだろうが、同バンドを明確に上抜けてくるようだと、+2σ(6万9030円)とのレンジ移行でショートカバーが強まりそうだ。また、週足では+1σ(6万5090円)を上回ってきたことで、+2σ(6万9950円)とのレンジが意識されることになりそうだ。
なお、イランメディアは「イランはいかなる米国との暫定的な基本合意書も承認していない」と報じた。不透明感はあるものの、トランプ大統領は今週末に欧州で署名される可能性があり、署名が完了次第、ホルムズ海峡は正式に開通すると述べたと伝えられている。6月に入ってからの調整でショートに傾いているポジションを修正する動きが意識されよう。そのため、オプション権利行使価格の6万5500円から6万8500円でのレンジを想定。
11日の米VIX指数は19.44(10日は22.22)に低下した。一時22.59まで上昇し75日線(20.59)を上回る場面もみられたが、その後の下げで同線を割り込み、200日線(18.57)に接近してきた。心理的な節目の20.00を下回ってきたことで、リスク選好に向かわせそうだ。
11日のNT倍率は先物中心限月で16.81倍(10日は16.71倍)に上昇した。朝方には16.51倍まで下げたが、25日線(16.46倍)が支持線として機能する形となり、その後の半導体やAI関連株の切り返しにより、16.82倍まで上昇した。+1σ(16.88倍)が抵抗線として意識されやすいだろうが、ギャップアップで始まることでNTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。
株探ニュース