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    2026年6月11日 16時59分

    【↑】日経平均 大引け| 小反発、朝安も主力株の一角に買い戻し (6月11日)

    日経平均株価
    始値  63329.17
    高値  64395.50
    安値  62335.75
    大引け 64217.27(前日比 +38.00 、 +0.06% )

    売買高  24億1485万株 (東証プライム概算)
    売買代金 11兆2563億円 (東証プライム概算)

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    ■本日のポイント

     1.日経平均は小反発、一時1800円安の場面も
     2.前日の米主要3指数は下落、SOXも値下がり
     3.オラクル決算内容は良好も時間外で大幅安
     4.中東情勢に暗雲、米イラン対立懸念が再燃
     5.売り一巡後は買い戻しの動きに、底堅さ発揮

    ■東京市場概況

     前日の米国市場では、NYダウは前日比953ドル安と反落した。イラン情勢の悪化を警戒し、ハイテク株を中心に売りが優勢となった。

     東京市場では、日経平均株価は寄り後すぐに1800円超安まで下落した後、一転して急速にリバウンドしプラス圏に浮上。そこから再び弱含む場面もあったが持ち直し、結局プラス圏に顔を出して取引を終了した。

     11日の東京市場は、朝安後に切り返す底堅さをみせた。米国とイランの攻撃の応酬激化への警戒感から、朝方はリスク回避ムードが強まり大きく売り優勢の地合いに。前日の米国株市場で主要3指数やフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が揃って下落したことや、時間外取引でオラクル<ORCL>が決算発表後に急落したことも投資家心理の重荷となった。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きが台頭。日本株は前日に大きく下落していただけに値ごろ感からの買いが流入したようだ。取引時間中に、米国がイランに対する新たな攻撃を終了したと伝わったことも追い風となった。もっとも、プライム市場の6割強の銘柄が下落し、市場センチメントには依然として弱さがみられる。主力銘柄の一角が買われる形で日経平均はかろうじてプラス圏で取引を終えたが、TOPIXはマイナス圏で着地した。売買代金は引き続き活況だった。

     個別ではキオクシアホールディングス<285A>が大幅高。東京エレクトロン<8035>やイビデン<4062>、村田製作所<6981>や太陽誘電<6976>のほか、信越化学工業<4063>、京セラ<6971>、レゾナック・ホールディングス<4004>が値上がりした。TOPPANホールディングス<7911>が急伸。味の素<2802>、楽天銀行<5838>が水準を切り上げた。NTT<9432>、JT<2914>、パナソニック ホールディングス<6752>がしっかり。Link-Uグループ<4446>がストップ高となった。

     半面、ソフトバンクグループ<9984>をはじめ、TDK<6762>、アドバンテスト<6857>、住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>が安い。ファーストリテイリング<9983>やトヨタ自動車<7203>、リクルートホールディングス<6098>、中外製薬<4519>も軟調。ANYCOLOR<5032>がストップ安と急落した。

     日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、キオクシア <285A>、イビデン <4062>、太陽誘電 <6976>、信越化 <4063>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約388円。
     日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、TDK <6762>、リクルート <6098>、アドテスト <6857>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約199円。

     東証33業種のうち上昇は11業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)食料品、(3)海運業、(4)化学、(5)石油・石炭。一方、下落率の上位5業種は(1)輸送用機器、(2)証券・商品、(3)非鉄金属、(4)建設業、(5)銀行業。

    ■個別材料株

    △キオクシア <285A> [東証P]
     SMBC日興証券が目標株価引き上げ。
    △味の素 <2802> [東証P]
     TSMCの月次売上高受け独占供給ABFに再脚光。
    △リミックス <3825> [東証S]
     27年3月期は3期ぶりの営業黒字転換を計画。
    △カラダノート <4014> [東証G]
     第3四半期の営業黒字転換と株主優待制度再開を好感。
    △エクサWiz <4259> [東証G]
     「exaBase 生成AI」で「Claude Fable 5」を提供開始。
    △NEXYZ. <4346> [東証S]
     生成AIで加速するIP権利リスクに対応するシステムを開発。
    △守谷輸送機 <6226> [東証S]
     東海東京インテリジェンス・ラボが投資判断を格上げ。
    △アイモバイル <6535> [東証P]
     120万株を上限とする自社株買いを実施へ。
    △ハウテレ <7064> [東証S]
     第1四半期営業益4.7倍で通期計画を超過。
    △光・彩 <7878> [東証S]
     国内受注堅調で27年1月期業績予想を上方修正。

    ▼エニーカラー <5032> [東証P]
     27年4月期は営業減益・13円の減配を計画。
    ▼GENDA <9166> [東証G]
     北米不調で2~4月期最終赤字に転落。


     東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)リンクユーG <4446>、(2)TOPPAN <7911>、(3)味の素 <2802>、(4)楽天銀 <5838>、(5)ユニオンツル <6278>、(6)キオクシア <285A>、(7)レゾナック <4004>、(8)SUMCO <3436>、(9)シマノ <7309>、(10)ニコン <7731>
     値下がり率上位10傑は(1)エニーカラー <5032>、(2)FIG <4392>、(3)ニチコン <6996>、(4)HIS <9603>、(5)福井銀 <8362>、(6)モノタロウ <3064>、(7)ARCHIO <543A>、(8)メイコー <6787>、(9)クオンツ総研 <9552>、(10)ミツバ <7280>

    【大引け】

     日経平均は前日比38.00円(0.06%)高の6万4217.27円。TOPIXは前日比17.25(0.45%)安の3830.35。出来高は概算で24億1485万株。東証プライムの値上がり銘柄数は538、値下がり銘柄数は987となった。東証グロース250指数は722.99ポイント(0.50ポイント高)。

    [2026年6月11日]


    株探ニュース