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    2026年6月11日 1時24分

    ダウ平均は一時700ドル超下落 イラン情勢に再び警戒感 米CPIの反応は限定的=米国株序盤

    NY株式10日(NY時間12:24)(日本時間01:24)
    ダウ平均   50269.95(-602.16 -1.18%)
    ナスダック   25346.97(-331.85 -1.29%)
    CME日経平均先物 63960(大証終比:-380 -0.59%)

     きょうのNY株式市場は売りが強まっており、ダウ平均は一時700ドル超下落する場面も見られた。イラン情勢に再び警戒感が高まっており、IT・ハイテク株中心に利益確定売りが強まっている。特に半導体株への売り圧力が強まっており、重しとなっているようだ。

     トランプ大統領がイランとの交渉について「時間がかかり過ぎている」と不満を示し、さらなる対応を示唆したことで、中東情勢への警戒感が再び高まっている状況。大統領は、「米国がイランを非常に激しく攻撃する」と再攻撃に言及していた。これを受けて原油相場が上昇し、WTIは90ドル台を回復。

     半導体株は過去5営業日のうち4営業日で下落し、週明けに一時反発したものの、再び戻り売りが強まっている。市場では、12日金曜日に予定されるスペースXの史上最大規模のIPOが半導体株の調整要因になっているとの見方も出ている。特に個人投資家を中心に、大きく値上がりした半導体株を売却してスペースXへの投資資金を確保する動きが出ているという。

     取引開始前に米消費者物価指数(CPI)が発表になり、概ね予想通りではあったものの、コア指数の前月比が0.2%の上昇と予想を下回ったことで、利上げ期待は一服。ただ、FRBのタカ派姿勢を正当化する内容に変わりはなく、年相の利上げ期待に変化はない。ただ、エコノミストからは今回がインフレ上昇のピークになる可能性があるとの指摘も出ていた。

     今回の調整は、AIブームを背景とした急騰相場の反動との見方はなお多い。ストラテジストは「ここ数週間の上昇は、特にメモリーや半導体分野に集中していた。市場全体を押し上げてきた原動力だったが、あまりにも急激に上昇したため、現時点では天井感がある」と指摘している。

     一方、「これは企業業績や事業環境の悪化を意味するものではないと考えている。ただ、市場心理がかなり過熱しており、その反動として調整が起きているように見える」との見方も示した。

    アップル<AAPL> 290.92(+0.37 +0.13%)
    マイクロソフト<MSFT> 402.75(-0.66 -0.16%)
    アマゾン<AMZN> 239.56(-4.63 -1.90%)
    アルファベットC<GOOG> 356.63(-5.66 -1.56%)
    アルファベットA<GOOGL> 358.92(-5.34 -1.47%)
    テスラ<TSLA> 384.73(-11.96 -3.01%)
    エヌビディア<NVDA> 202.69(-5.50 -2.64%)
    メタ<META> 577.49(-7.10 -1.21%)
    AMD<AMD> 455.61(-19.90 -4.19%)
    イーライリリー<LLY> 1148.21(+3.53 +0.31%)

    株探ニュース