2026年6月10日 11時37分
話題株ピックアップ【昼刊】:富士急、かんぽ生命、アシックス
■富士急行 <9010> 2,254円 +130 円 (+6.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位
富士急行<9010>が地合い悪の間隙を突いて6連騰と気を吐いている。株価は底値圏から戻り足鮮明で、25日移動平均線は下向きながら5日・25日線のゴールデンクロスが目前だ。英投資運用会社のニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが9日付で提出した大量保有報告書によると、同ファンドと共同保有者の富士急株式保有比率が5.02%と新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」とし、株式価値向上の方法を話し合うことを目的に、経営陣に対して対話を要求する場合があることを明記した。これを受けて、株価の先高期待が膨らみ、投資資金の流入を誘う形となった。
■荒川化学工業 <4968> 1,730円 +99 円 (+6.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
荒川化学工業<4968>が続急伸、一時約7%高で1700円台半ばに駆け上がる場面があった。ロジン(松脂)を活用した技術をコアテクノロジーに幅広い産業のニーズを捉えており、そのうちファイン・エレクトロニクス部門ではAIデータセンター向けの先端半導体材料や精密な電子デバイスの洗浄剤などを展開している。25年3月期にトップラインを2ケタ増収で営業損益を黒字転換させたが、その後の回復スピードが目を見張る。26年3月期営業利益は前の期比2.4倍の25億円、更に27年3月期は前期比32%増益の33億円を見込む。半導体分野だけではなく、農業やヘルスケアなどディフェンシブ領域にも業容拡大の布石を打つなど死角がない。一方、3%以上の配当利回りを確保しながら、PBRは解散価値の半値水準である0.5倍台で、水準訂正余地に着目した投資資金を誘引している。
■ヤギ <7460> 4,625円 +220 円 (+5.0%) 11:30現在
ヤギ<7460>は大幅反発している。9日の取引終了後、投資業のひびき・パース・アドバイザーズが新たにヤギ株式について5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された大量保有報告書によると、株式保有比率は5.01%。報告義務発生日は6月2日。保有目的は「企業価値向上のための建設的な対話を含む純投資」としている。
■物語コーポレーション <3097> 4,710円 +220 円 (+4.9%) 11:30現在
物語コーポレーション<3097>が大幅高で3日ぶりに反発している。9日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比13.4%増となり、7カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力の焼肉部門が同16.9%増と好調だったほか、ラーメン部門が同5.7%増、ゆず庵部門が同16.2%増と伸長した。なお、全店舗売上高は同21.8%増だった。
■かんぽ生命保険 <7181> 1,569.5円 +64.5 円 (+4.3%) 11:30現在
かんぽ生命保険<7181>は4日続伸。SMBC日興証券が9日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ引き上げており、これが材料視されているようだ。一方で目標株価は1727円から1670円に引き下げた。証券会社によると、株価下落により割安感が台頭と指摘。バリュエーションに加え、金利上昇やコストインフレへの耐性、新契約獲得の回復傾向なども評価した。
■大豊工業 <6470> 1,124円 +25 円 (+2.3%) 11:30現在
大豊工業<6470>は堅調推移。9日の取引終了後、投資運用会社fundnote(東京都港区)による株式保有比率が9.79%から10.80%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月2日。保有目的は「投資信託の信託財産の運用のため保有」としつつ、受益者の利益を保全するために「重要提案行為を行う」に変更する場合があるとした。
■アシックス <7936> 4,498円 +86 円 (+2.0%) 11:30現在
アシックス<7936>は続伸している。きょう午前9時5分ごろ、一部報道を巡り、オニツカタイガーブランドに関する事業の分社化を検討していることは事実と発表しており、好感した買いが入っている。本日開催の取締役会で開示すべき事実が決議された場合は速やかに公表するという。同社によるオニツカタイガーブランドの分社化を巡り、テレ東BIZが9日に「アシックスが高級シューズブランド『オニツカタイガー』を手がける事業部を分社化し、新たに『株式会社OTグループ』(※OT=オニツカタイガーの略)を設立したことが、テレビ東京の取材で分かった」と伝えた。独自に資本調達や出店戦略などを展開し、事業拡大につなげる考えだという。
■ザ・パック <3950> 1,287円 +22 円 (+1.7%) 11:30現在
ザ・パック<3950>が4日続伸している。9日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、イギリス・ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による保有割合が8.05%から9.06%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は6月2日となっている。
■任天堂 <7974> 7,190円 -548 円 (-7.1%) 11:30現在
任天堂<7974>が急落している。同社は9日夜、動画「ニンテンドーダイレクト 2026.6.9」を配信。今後発売するタイトルについて告知した。ニンテンドースイッチ2向けの「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の発売などがアナウンスされたが、リメイク作品が新作に比べて多いと受け止めたユーザーは一定数存在するようだ。ソフト面で大きなヒット作品が不足すればゲーム機本体の販売戦略上の足かせとなるだけに、今年の年末商戦を巡る不透明感も意識されたもよう。株価は直近で戻りを試す展開となっていたこともあって、利益確定目的の売りもかさんだ。
■アドバンテスト <6857> 25,685円 -645 円 (-2.5%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が再び売り込まれる展開となっている。前日の米国株市場ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が3%安、アーム・ホールディングス<ARM>が6.2%安と半導体関連に売りが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落し、前週5日の10%暴落の余韻を引きずっている。インフレ懸念が高まるなか、FRBによる年内利上げの可能性が強く意識されるなか、市場センチメントが冷やされている。また、東京市場でも来週行われる日銀の金融政策決定会合で利上げが確実視されており、マーケットは事前に織り込んでいるとはいえ、スピード警戒感の拭えない半導体セクターの時価総額上位株は利食い急ぎの動きを誘発しやすい。加えて上場目前のスペースX<SPCX>が下馬評通り人気となるかどうかも気になるところで、一部で弱気シナリオもささやかれているだけに、投資家も二の足を踏む場面だ。
■ファンペップ <4881> 71円 +12 円 (+20.3%) 11:30現在
ファンペップ<4881>が大幅高となっている。同社は9日取引終了後、artience<4634>及びartience子会社のトーヨーケムと、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤開発に関する共同研究契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。抗体誘導ペプチドは、患者の体内で標的タンパク質に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチド治療ワクチン。共同研究では、注射剤と比較して侵襲性(しんしゅうせい:検査や治療によって、患者を物理的に傷つけたり、患者の生活の質を低下させたりする可能性があること)が低く、利便性及び安全性に優れた次世代製剤技術として、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤の開発を目的とし、同社は動物試験での薬効評価及び安全性評価を行い、トーヨーケムはペプチドの経皮吸収製剤化検討などを行う予定だとしている。
■ピーバンドットコム <3559> 516円 +80 円 (+18.4%) ストップ高 11:30現在
ピーバンドットコム<3559>が急騰。同社は9日の取引終了後、ローム<6963>が主催するエッジAI開発コンテストで、ロームのオンデバイスAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナーとして参画すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。コンテストの選考通過者に対し、PバンCOMの開発キットを提供する。同社のセンサーのデモ機開発支援サービス「gene」を活用した作品が優秀賞に選ばれた場合、11月にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2026」でのロームのSolist-AIブースで展示される可能性があるという。また入賞後、製品化を目指す段階においてPバンCOMは設計や製造、実装のワンストップサービスで開発を支援する。PバンCOMはロームの開発支援パートナーとしての位置づけを明確にし、「gene」のエッジAI領域での利用拡大を図る。
■Link-Uグループ <4446> 666円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
Link-Uグループ<4446>が続急伸している。午前10時ごろに、子会社Link-U Technologiesが、マンガIPの価値最大化を一気通貫で支援する新事業「Link-U Mangaful Base」を始動すると発表しており、これを好感する買いが入っている。新事業は、MAU(月間アクティブユーザー数)2000万超のマンガアプリ運営で培ったデータ分析のノウハウと各国の主要プラットフォームとつながる流通ソリューションを生かし、「どの作品を・どの市場で・どう展開すれば価値が最大化するか」を見極め、実行まで一気通貫で支援する新事業。第1弾として、優れたマンガ作品を持ちながらも海外展開にハードルを感じている出版社に向けて翻訳・配信支援サービスを開始。出版社は同社の翻訳提案に承認後、案件に応じた最小限の負担で、北米や南米などの主要プラットフォームへのグローバル展開が可能になるとしている。
■石井表記 <6336> 1,684円 +225 円 (+15.4%) 11:30現在
石井表記<6336>が急騰、前日のストップ高に続く大幅高で一時19.5%高、2営業日で50%高という驚異的パフォーマンスを上げている。前日の後場取引時間中に開示した27年1月期第1四半期決算で売上高が前年同期比12%増の40億4900万円、営業利益が同99%増の3億6700万円と急拡大したことが投資資金の再攻勢を誘った。通期業績は会社側予想を超過する公算が大きいとみられる。株主還元にも抜かりなく、今期から配当性向30%以上という定量目標を設定するなど市場の耳目を驚かせた。プリント基板製造装置の大手メーカーで時流を捉えAI関連向けパッケージ基板の設備投資需要を取り込んでおり、業績変貌のプロセスにある。これは先に株価を6910円まで大化けさせ脚光を浴びた北川精機<6327>と需要先は同じでビジネスモデルが近い。
■ベステラ <1433> 1,124円 +107 円 (+10.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ベステラ<1433>は急騰している。9日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が32億7300万円(前年同期比29.3%増)、営業利益が3億5300万円(同2.6倍)だった。受注残高は91億4100万円(同49.8%増)となっており、業況を好感した買いが集まっている。大型工事の施工が順調に推移したほか、選択受注の推進や見積もり・積算体制の整備による利益率の改善などが奏功した。
●ストップ高銘柄
トーシンHD <9444> 227円 +50 円 (+28.3%) ストップ高 11:30現在
ジーネクスト <4179> 425円 +80 円 (+23.2%) ストップ高 11:30現在
スマートバリュー <9417> 451円 +80 円 (+21.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
アピリッツ <4174> 865円 +150 円 (+21.0%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
富士急行<9010>が地合い悪の間隙を突いて6連騰と気を吐いている。株価は底値圏から戻り足鮮明で、25日移動平均線は下向きながら5日・25日線のゴールデンクロスが目前だ。英投資運用会社のニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが9日付で提出した大量保有報告書によると、同ファンドと共同保有者の富士急株式保有比率が5.02%と新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」とし、株式価値向上の方法を話し合うことを目的に、経営陣に対して対話を要求する場合があることを明記した。これを受けて、株価の先高期待が膨らみ、投資資金の流入を誘う形となった。
■荒川化学工業 <4968> 1,730円 +99 円 (+6.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位
荒川化学工業<4968>が続急伸、一時約7%高で1700円台半ばに駆け上がる場面があった。ロジン(松脂)を活用した技術をコアテクノロジーに幅広い産業のニーズを捉えており、そのうちファイン・エレクトロニクス部門ではAIデータセンター向けの先端半導体材料や精密な電子デバイスの洗浄剤などを展開している。25年3月期にトップラインを2ケタ増収で営業損益を黒字転換させたが、その後の回復スピードが目を見張る。26年3月期営業利益は前の期比2.4倍の25億円、更に27年3月期は前期比32%増益の33億円を見込む。半導体分野だけではなく、農業やヘルスケアなどディフェンシブ領域にも業容拡大の布石を打つなど死角がない。一方、3%以上の配当利回りを確保しながら、PBRは解散価値の半値水準である0.5倍台で、水準訂正余地に着目した投資資金を誘引している。
■ヤギ <7460> 4,625円 +220 円 (+5.0%) 11:30現在
ヤギ<7460>は大幅反発している。9日の取引終了後、投資業のひびき・パース・アドバイザーズが新たにヤギ株式について5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された大量保有報告書によると、株式保有比率は5.01%。報告義務発生日は6月2日。保有目的は「企業価値向上のための建設的な対話を含む純投資」としている。
■物語コーポレーション <3097> 4,710円 +220 円 (+4.9%) 11:30現在
物語コーポレーション<3097>が大幅高で3日ぶりに反発している。9日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高(速報値)で、既存店売上高が前年同月比13.4%増となり、7カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。主力の焼肉部門が同16.9%増と好調だったほか、ラーメン部門が同5.7%増、ゆず庵部門が同16.2%増と伸長した。なお、全店舗売上高は同21.8%増だった。
■かんぽ生命保険 <7181> 1,569.5円 +64.5 円 (+4.3%) 11:30現在
かんぽ生命保険<7181>は4日続伸。SMBC日興証券が9日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ引き上げており、これが材料視されているようだ。一方で目標株価は1727円から1670円に引き下げた。証券会社によると、株価下落により割安感が台頭と指摘。バリュエーションに加え、金利上昇やコストインフレへの耐性、新契約獲得の回復傾向なども評価した。
■大豊工業 <6470> 1,124円 +25 円 (+2.3%) 11:30現在
大豊工業<6470>は堅調推移。9日の取引終了後、投資運用会社fundnote(東京都港区)による株式保有比率が9.79%から10.80%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入っている。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は6月2日。保有目的は「投資信託の信託財産の運用のため保有」としつつ、受益者の利益を保全するために「重要提案行為を行う」に変更する場合があるとした。
■アシックス <7936> 4,498円 +86 円 (+2.0%) 11:30現在
アシックス<7936>は続伸している。きょう午前9時5分ごろ、一部報道を巡り、オニツカタイガーブランドに関する事業の分社化を検討していることは事実と発表しており、好感した買いが入っている。本日開催の取締役会で開示すべき事実が決議された場合は速やかに公表するという。同社によるオニツカタイガーブランドの分社化を巡り、テレ東BIZが9日に「アシックスが高級シューズブランド『オニツカタイガー』を手がける事業部を分社化し、新たに『株式会社OTグループ』(※OT=オニツカタイガーの略)を設立したことが、テレビ東京の取材で分かった」と伝えた。独自に資本調達や出店戦略などを展開し、事業拡大につなげる考えだという。
■ザ・パック <3950> 1,287円 +22 円 (+1.7%) 11:30現在
ザ・パック<3950>が4日続伸している。9日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、イギリス・ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による保有割合が8.05%から9.06%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は6月2日となっている。
■任天堂 <7974> 7,190円 -548 円 (-7.1%) 11:30現在
任天堂<7974>が急落している。同社は9日夜、動画「ニンテンドーダイレクト 2026.6.9」を配信。今後発売するタイトルについて告知した。ニンテンドースイッチ2向けの「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の発売などがアナウンスされたが、リメイク作品が新作に比べて多いと受け止めたユーザーは一定数存在するようだ。ソフト面で大きなヒット作品が不足すればゲーム機本体の販売戦略上の足かせとなるだけに、今年の年末商戦を巡る不透明感も意識されたもよう。株価は直近で戻りを試す展開となっていたこともあって、利益確定目的の売りもかさんだ。
■アドバンテスト <6857> 25,685円 -645 円 (-2.5%) 11:30現在
アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が再び売り込まれる展開となっている。前日の米国株市場ではアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が3%安、アーム・ホールディングス<ARM>が6.2%安と半導体関連に売りが目立った。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も反落し、前週5日の10%暴落の余韻を引きずっている。インフレ懸念が高まるなか、FRBによる年内利上げの可能性が強く意識されるなか、市場センチメントが冷やされている。また、東京市場でも来週行われる日銀の金融政策決定会合で利上げが確実視されており、マーケットは事前に織り込んでいるとはいえ、スピード警戒感の拭えない半導体セクターの時価総額上位株は利食い急ぎの動きを誘発しやすい。加えて上場目前のスペースX<SPCX>が下馬評通り人気となるかどうかも気になるところで、一部で弱気シナリオもささやかれているだけに、投資家も二の足を踏む場面だ。
■ファンペップ <4881> 71円 +12 円 (+20.3%) 11:30現在
ファンペップ<4881>が大幅高となっている。同社は9日取引終了後、artience<4634>及びartience子会社のトーヨーケムと、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤開発に関する共同研究契約を締結したと発表。これが材料視されているようだ。抗体誘導ペプチドは、患者の体内で標的タンパク質に対する抗体産生を誘導することにより治療効果を期待するペプチド治療ワクチン。共同研究では、注射剤と比較して侵襲性(しんしゅうせい:検査や治療によって、患者を物理的に傷つけたり、患者の生活の質を低下させたりする可能性があること)が低く、利便性及び安全性に優れた次世代製剤技術として、抗体誘導ペプチドの経皮吸収型製剤の開発を目的とし、同社は動物試験での薬効評価及び安全性評価を行い、トーヨーケムはペプチドの経皮吸収製剤化検討などを行う予定だとしている。
■ピーバンドットコム <3559> 516円 +80 円 (+18.4%) ストップ高 11:30現在
ピーバンドットコム<3559>が急騰。同社は9日の取引終了後、ローム<6963>が主催するエッジAI開発コンテストで、ロームのオンデバイスAIソリューション「Solist-AI」のエコシステムパートナーとして参画すると発表。これを材料視した買いが入ったようだ。コンテストの選考通過者に対し、PバンCOMの開発キットを提供する。同社のセンサーのデモ機開発支援サービス「gene」を活用した作品が優秀賞に選ばれた場合、11月にパシフィコ横浜で開催される「EdgeTech+ 2026」でのロームのSolist-AIブースで展示される可能性があるという。また入賞後、製品化を目指す段階においてPバンCOMは設計や製造、実装のワンストップサービスで開発を支援する。PバンCOMはロームの開発支援パートナーとしての位置づけを明確にし、「gene」のエッジAI領域での利用拡大を図る。
■Link-Uグループ <4446> 666円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
Link-Uグループ<4446>が続急伸している。午前10時ごろに、子会社Link-U Technologiesが、マンガIPの価値最大化を一気通貫で支援する新事業「Link-U Mangaful Base」を始動すると発表しており、これを好感する買いが入っている。新事業は、MAU(月間アクティブユーザー数)2000万超のマンガアプリ運営で培ったデータ分析のノウハウと各国の主要プラットフォームとつながる流通ソリューションを生かし、「どの作品を・どの市場で・どう展開すれば価値が最大化するか」を見極め、実行まで一気通貫で支援する新事業。第1弾として、優れたマンガ作品を持ちながらも海外展開にハードルを感じている出版社に向けて翻訳・配信支援サービスを開始。出版社は同社の翻訳提案に承認後、案件に応じた最小限の負担で、北米や南米などの主要プラットフォームへのグローバル展開が可能になるとしている。
■石井表記 <6336> 1,684円 +225 円 (+15.4%) 11:30現在
石井表記<6336>が急騰、前日のストップ高に続く大幅高で一時19.5%高、2営業日で50%高という驚異的パフォーマンスを上げている。前日の後場取引時間中に開示した27年1月期第1四半期決算で売上高が前年同期比12%増の40億4900万円、営業利益が同99%増の3億6700万円と急拡大したことが投資資金の再攻勢を誘った。通期業績は会社側予想を超過する公算が大きいとみられる。株主還元にも抜かりなく、今期から配当性向30%以上という定量目標を設定するなど市場の耳目を驚かせた。プリント基板製造装置の大手メーカーで時流を捉えAI関連向けパッケージ基板の設備投資需要を取り込んでおり、業績変貌のプロセスにある。これは先に株価を6910円まで大化けさせ脚光を浴びた北川精機<6327>と需要先は同じでビジネスモデルが近い。
■ベステラ <1433> 1,124円 +107 円 (+10.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
ベステラ<1433>は急騰している。9日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が32億7300万円(前年同期比29.3%増)、営業利益が3億5300万円(同2.6倍)だった。受注残高は91億4100万円(同49.8%増)となっており、業況を好感した買いが集まっている。大型工事の施工が順調に推移したほか、選択受注の推進や見積もり・積算体制の整備による利益率の改善などが奏功した。
●ストップ高銘柄
トーシンHD <9444> 227円 +50 円 (+28.3%) ストップ高 11:30現在
ジーネクスト <4179> 425円 +80 円 (+23.2%) ストップ高 11:30現在
スマートバリュー <9417> 451円 +80 円 (+21.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
アピリッツ <4174> 865円 +150 円 (+21.0%) ストップ高買い気配 11:30現在
など、6銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース