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    2026年6月4日 18時09分

    株価指数先物【引け後】 ロング解消も、+1σと+2σとのレンジを継続

    大阪6月限
    日経225先物 67640 -920 (-1.34%)
    TOPIX先物 3952.5 -48.5 (-1.21%)
    ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

     日経225先物(6月限)は前日比920円安の6万7640円で取引を終了。寄り付きは6万7650円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万8240円)を大きく下回る形で売りが先行した。現物の寄り付き時に6万7910円まで下げ幅を縮めたが、その後は再び下へのバイアスが強まり、前場終盤にかけて6万6950円まで下落幅を広げた。ランチタイムで6万7500円辺りまで下落幅を縮めたが、後場は6万7200円~6万7500円辺りで保ち合いを継続。引け間際にレンジを上抜けて6万7640円で終えた。

     米国の時間外取引でブロードコム<AVGO>が急落したことが、半導体やAI(人工知能)関連株への利益確定に向かわせたようだ。アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]はプラス圏をキープして推移しているものの、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が10%を超す下落となり、日経平均株価を1社で750円あまり押し下げている。

     また、日銀が6月の金融政策決定会合で政策金利を引き上げる方向で検討する、との一部報道も重荷になったようである。ただ、ロング解消が優勢になったとはいえ、ボリンジャーバンドの+2σ(6万8540円)に上値を抑えられる形での日経225先物の調整は想定内であり、+1σ(6万5890円)とのレンジを継続。ナイトセッションで+1σは6万6240円、+2σが6万8960円に切り上がってきており、レンジ下限に接近する局面では押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

     そのため、オプション権利行使価格の6万8000円を中心とした上下の権利行使価格となる、6万6500円から6万9500円のレンジを想定。なお、今晩の米国市場ではブロードコムの影響のほか、イランへの攻撃を巡り米下院が米軍の撤収を求める決議案を可決したと伝わっており、ややショートに振れやすくなる可能性がある。

     NT倍率は先物中心限月で17.11倍(3日は17.13倍)に低下した。17.15倍に切り上がる場面もみられたが、上向きで推移する+2σ(17.15倍)に上値を抑えられる形で、リバランスの動きになった。ただ、一時は16.98倍まで下押したが、押し目ではNTロングを組成する動きが意識されている。

     手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5154枚、ソシエテジェネラル証券が1万0881枚、バークレイズ証券が7304枚、モルガンMUFG証券が4036枚、野村証券が2826枚、サスケハナ・ホンコンが2592枚、ゴールドマン証券が1635枚、JPモルガン証券が1575枚、松井証券が1446枚、ビーオブエー証券が1126枚だった。

     TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万8134枚、ABNクリアリン証券が1万7330枚、バークレイズ証券が1万4316枚、モルガンMUFG証券が5250枚、ゴールドマン証券が4720枚、JPモルガン証券が4463枚、野村証券が3515枚、ビーオブエー証券が2314枚、シティグループ証券が1951枚、ドイツ証券が1556枚だった。

    株探ニュース