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    2026年6月4日 16時25分

    【↓】日経平均 大引け| 大幅反落、前日急伸の反動で利益確定売り (6月4日)

    日経平均株価
    始値  67860.84
    高値  68051.94
    安値  66920.80
    大引け 67470.69(前日比 -931.44 、 -1.36% )

    売買高  23億1448万株 (東証プライム概算)
    売買代金 10兆1762億円 (東証プライム概算)

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    ■本日のポイント

     1.日経平均は大幅反落、一時6万7000円割れ
     2.前日の米株市場は主要3指数下落、SOX上昇
     3.時間外でブロードコム大幅安、決算発表受け
     4.主力のAI半導体関連は高安まちまちの展開に
     5.追加利上げ観測浮上、円相場が急伸する場面も

    ■東京市場概況

     前日の米国市場では、NYダウは前日比620ドル安と6日ぶりに反落した。中東情勢を巡る不透明感からリスク回避の売りが優勢となった。

     東京市場では、日経平均株価は寄り付きから売り優勢でスタート。前引け間際に一時1500円近い下げで6万7000円を割り込む場面があった。後場はやや下げ幅を縮小したものの、積極的に押し目を買う動きは限られた。

     4日の東京市場は、終始軟調な地合いだった。前日の米国株市場では主要3指数が揃って下落するなかフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が強さを発揮したものの、その後の時間外取引で半導体大手ブロードコム<AVGO>が決算発表後に大きく下落し、これを受けて市場センチメントが弱気に傾いた。主力のAI・半導体関連株は高安まちまちの展開に。中東情勢を巡る動向は断続的に伝わってくるものの、積極的な買いに結びつくものはなく、前日急伸した反動の利益確定売りに押される形で全体相場は水準を切り下げた。後場に入り、日銀による6月会合での政策金利引き上げとその後の更なる追加利上げの可能性が伝わると、為替市場では瞬間的に円買いが膨らむ場面があった。一方、株式市場の反応は限定的だった。プライム市場の値下がり銘柄数は7割近くに達した。

     個別ではソフトバンクグループ<9984>が大幅安。イビデン<4062>やフジクラ<5803>、キオクシアホールディングス<285A>、ファナック<6954>のほか、村田製作所<6981>、太陽誘電<6976>も値を下げた。ENEOSホールディングス<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>のほか、関西電力<9503>や東京電力ホールディングス<9501>、東京ガス<9531>が軟調。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、オリエンタルランド<4661>も安い。

     半面、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>に加え、三菱重工業<7011>、京セラ<6971>が堅調。ファーストリテイリング<9983>がしっかり。テラスカイ<3915>が連日急騰し、関東電化工業<4047>がストップ高。エディオン<2730>が値を飛ばした。

     日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ファストリ <9983>、京セラ <6971>、ディスコ <6146>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約487円。うち278円は東エレク1銘柄によるもの。
     日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、イビデン <4062>、村田製 <6981>、フジクラ <5803>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約986円。うち755円はSBG1銘柄によるもの。

     東証33業種のうち上昇は5業種。上昇率の上位5業種は(1)海運業、(2)銀行業、(3)機械、(4)空運業、(5)倉庫・運輸。一方、下落率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)非鉄金属、(3)石油・石炭、(4)繊維製品、(5)その他製品。

    ■個別材料株

    △クオンタムS <2338> [東証S]
     暗号資産ETH売却しAIインフラストラクチャ事業の資金確保。
    △エディオン <2730> [東証P]
     ヤマダHD <9831> との経営統合報道「検討は事実」とコメント開示。
    △データセク <3905> [東証G]
     エヌビディア<NVDA>製B200を搭載したGPUサーバー取得へ。
    △関電化 <4047> [東証P]
     キオクシア <285A> 関連で産業用ガスの拡大期待の資金流入が加速。
    △ジーネクスト <4179> [東証G]
     G-NEXT GPUクラウドの商談受付開始。
    △CINC <4378> [東証G]
     AI誤情報チェック機能を開発。
    △Welby <4438> [東証G]
     PHCHD <6523> 傘下企業と新たな協業を開始。
    △KeePer <6036> [東証P]
     5月月次売上高は前年同月比5割増と急拡大。
    △コクサイエレ <6525> [東証P]
     AI関連需要の期待根強く売り方の買い戻しに拍車。
    △フェローテック <6890> [東証S]
     前日の説明会受けて業績上振れ期待。

    ▼チエル <3933> [東証S]
     子会社で法令違反疑義が発生。
    ▼SBG <9984> [東証P]
     利益確定売りかさみ時価総額はトヨタ <7203> が再び首位に。


     東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)関電化 <4047>、(2)京三 <6742>、(3)テラスカイ <3915>、(4)Jマテリアル <6055>、(5)日阪製 <6247>、(6)エディオン <2730>、(7)三桜工 <6584>、(8)ニチコン <6996>、(9)Fスターズ <3687>、(10)KeePer <6036>
     値下がり率上位10傑は(1)FIG <4392>、(2)堺化学 <4078>、(3)SBG <9984>、(4)アステリア <3853>、(5)武蔵精密 <7220>、(6)テスHD <5074>、(7)ヨコレイ <2874>、(8)メガチップス <6875>、(9)スカJSAT <9412>、(10)イビデン <4062>

    【大引け】

     日経平均は前日比931.44円(1.36%)安の6万7470.69円。TOPIXは前日比44.35(1.11%)安の3951.85。出来高は概算で23億1448万株。東証プライムの値上がり銘柄数は433、値下がり銘柄数は1079となった。東証グロース250指数は743.77ポイント(20.25ポイント安)。

    [2026年6月4日]


    株探ニュース