2026年6月4日 15時46分
話題株ピックアップ【夕刊】(2):泉州電、三菱重、千葉銀
■泉州電業 <9824> 6,450円 +240 円 (+3.9%) 本日終値
泉州電業<9824>が後場に入ってプラス圏に浮上した。同社はきょう午後2時ごろ、26年10月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の107億円から112億円(前期比25.1%増)に引き上げた。売上高予想も1440億円から1540億円(同13.6%増)に上方修正。半導体製造装置向け及び工作機械向け需要が回復傾向で推移するとみられることが主な要因だとしている。また、中間配当を従来計画比5円増額の80円、期末配当も同5円増額の80円にすることをあわせて発表。これにより年間配当は同10円増額の160円(前期は150円)となる。
■三菱重工業 <7011> 3,701円 +128 円 (+3.6%) 本日終値
三菱重工業<7011>が続伸し底値圏で赤三兵(三陽連)を示現。全体相場が主力銘柄中心にリスクオフに傾くなか強調展開を維持し異彩を放っている。防衛関連銘柄のシンボルストックだが、同社株だけではなく “防衛三羽烏”に位置付けられるIHI<7013>や川崎重工業<7012>などもここ株価は大幅な調整を強いられ揃って年初来安値圏に沈んでいた。しかし、目先売り一巡感からリバウンド狙いの買いを誘導している。三菱重は今週2日にAI開発スタートアップのプリファードネットワークス(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したことを発表し、防衛装備品などに搭載する国産AI技術の開発に取り組む姿勢を明示している。プリファードはスーパーコンピューターなどの計算基盤を有し、AI半導体の自社開発・実装までワンストップで手掛けられる強みがある。片や三菱重は米パランティアテクノロジーズ<PLTR>などAIに長じた軍事テック企業のビジネスモデルを意識しているもようで、プリファードとのテクノロジー融合によって、安全保障や社会インフラ分野のビジネス領域の深耕を目指す構えだ。
■千葉銀行 <8331> 2,382.5円 +44 円 (+1.9%) 本日終値
千葉銀行<8331>や横浜フィナンシャルグループ<7186>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>が堅調。全体相場が調整色を強めるなか、地銀株の逆行高が目立ち、メガバンクも下値の堅さを示している。日銀の植田和男総裁は3日夕方、東京都内で講演し、「先行き、経済の下振れリスクに比べて、物価の上振れリスクが高まると判断される場合」には、経済や金融市場への悪影響を防ぎ、物価安定目標を持続的・安定的に実現していくという観点から「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」との見解を示した。6月15~16日の金融政策決定会合において、日銀が利上げに踏み切る可能性が意識されていたなかで、総裁の発言は市場の見立てを補強するものとなった。政策金利の引き上げを受け市中金利が上昇し、更に預金金利と貸出金利の利ザヤが拡大するとの期待感から、銀行株を物色する姿勢が強まったとみられている。りそなホールディングス<8308>やSBI新生銀行<8303>なども底堅く推移している。
■マクセル <6810> 2,086円 +31 円 (+1.5%) 本日終値
マクセル<6810>が高い。同社はきょう、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と全固体電池の共同研究を開始すると発表。これが買い手掛かりとなった。これはJAXA宇宙技術実証加速プログラムにおいて、「宇宙機ミッションを最大化する高耐熱全固体電池の開発実証」をテーマとして提案し、選定されたもの。共同研究では、人工衛星への搭載を想定した全固体電池の実証を行うとしている。
■浜松ホトニクス <6965> 2,920.5円 +43 円 (+1.5%) 本日終値
浜松ホトニクス<6965>が後場に強含んだ。同社は4日、デンマークに本拠を置く子会社のNKT Photonicsと、京都大学と分子科学研究所の各研究室の成果をもとに設立されたスタートアップ企業のYaqumo(東京都千代田区)とともに、量子コンピューターの産業化に向けた先端光学システムに関する覚書(MOU)を締結したと発表。これを材料視した買いが株価をサポートしたようだ。日本とデンマークの両政府の立ち会いのもとMOUを締結した。Yaqumoは極低温冷凍機を不要とする中性原子方式で研究開発をリードする企業。今後3社はそれぞれの強みを生かし、先端光学デバイスの開発からオプティカルエンジンを含む統合システムの産業化まで、協業を推進していくとしている。
■積水樹脂 <4212> 2,099円 +21 円 (+1.0%) 本日終値
積水樹脂<4212>がしっかり。3日の取引終了後、英ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらによる積水樹の株式保有割合が、共同保有者分を含めて7.09%から8.17%に上昇したことが明らかになり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書で判明した。報告義務発生日は5月27日。ニッポン・アクティブは保有目的の項目において「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」と記載している。
■アークランズ <9842> 1,856円 +14 円 (+0.8%) 本日終値
アークランズ<9842>はしっかり。3日取引終了後、5月の売上高前年同月比推移を発表。小売り事業の既存店売上高は前年同月比10.8%増と、プラス基調を維持した。客数、客単価ともに増加した。全店ベースでも同15.2%増だった。一方、外食事業では「かつや」既存店売上高が前年同月比4.8%減とマイナス基調を継続。客単価は上昇したものの、客数の減少を補いきれなかった。ただ、全店ベースでは同0.9%増と小幅プラスとなった。
■ワールド <3612> 1,477円 +9 円 (+0.6%) 本日終値
ワールド<3612>は底堅い。3日の取引終了後、5月度の国内小売事業月次売上概況を発表した。既存店売上高は前年同月比4.9%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、材料視した買いが下値に入ったようだ。休日数が前年より2日多かったことが約3.9ポイント押し上げたと推計されることに加えて、気温上昇を捉えた夏物商品の稼働が高まったことが寄与した。また、アパレルブランドでMD改革の好循環が広がる手応えを得られ、先月のアンタイトルに続き、タケオキクチやシューラルーなどにもその効果が波及し始めた。なお、店舗売り上げとEコマース売り上げを合わせた国内小売売上高は同15.0%増だった。
■積水ハウス <1928> 3,294円 +13 円 (+0.4%) 本日終値
積水ハウス<1928>は後場プラス圏へ浮上した。きょう正午ごろ、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が9088億7800万円(前年同期比1.7%増)、営業利益が761億400万円(同26.2%増)、最終利益が584億7900万円(同75.2%増)だったとしており、大幅増益を好感した買いが優勢になった。特に開発型ビジネスが業績を牽引。戦略エリアでの集中展開やブランド強化により販売の好調が続くマンション事業をはじめ各事業で増収増益を達成した。加えて、円安の進行による為替差益の発生や投資有価証券売却益の増加が利益を押し上げた。
■地盤HD <6072> 1,474円 -400 円 (-21.3%) ストップ安 本日終値
地盤ネットホールディングス<6072>は反落。東京証券取引所が4日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
株探ニュース
泉州電業<9824>が後場に入ってプラス圏に浮上した。同社はきょう午後2時ごろ、26年10月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の107億円から112億円(前期比25.1%増)に引き上げた。売上高予想も1440億円から1540億円(同13.6%増)に上方修正。半導体製造装置向け及び工作機械向け需要が回復傾向で推移するとみられることが主な要因だとしている。また、中間配当を従来計画比5円増額の80円、期末配当も同5円増額の80円にすることをあわせて発表。これにより年間配当は同10円増額の160円(前期は150円)となる。
■三菱重工業 <7011> 3,701円 +128 円 (+3.6%) 本日終値
三菱重工業<7011>が続伸し底値圏で赤三兵(三陽連)を示現。全体相場が主力銘柄中心にリスクオフに傾くなか強調展開を維持し異彩を放っている。防衛関連銘柄のシンボルストックだが、同社株だけではなく “防衛三羽烏”に位置付けられるIHI<7013>や川崎重工業<7012>などもここ株価は大幅な調整を強いられ揃って年初来安値圏に沈んでいた。しかし、目先売り一巡感からリバウンド狙いの買いを誘導している。三菱重は今週2日にAI開発スタートアップのプリファードネットワークス(東京都千代田区)と業務提携契約を締結したことを発表し、防衛装備品などに搭載する国産AI技術の開発に取り組む姿勢を明示している。プリファードはスーパーコンピューターなどの計算基盤を有し、AI半導体の自社開発・実装までワンストップで手掛けられる強みがある。片や三菱重は米パランティアテクノロジーズ<PLTR>などAIに長じた軍事テック企業のビジネスモデルを意識しているもようで、プリファードとのテクノロジー融合によって、安全保障や社会インフラ分野のビジネス領域の深耕を目指す構えだ。
■千葉銀行 <8331> 2,382.5円 +44 円 (+1.9%) 本日終値
千葉銀行<8331>や横浜フィナンシャルグループ<7186>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>が堅調。全体相場が調整色を強めるなか、地銀株の逆行高が目立ち、メガバンクも下値の堅さを示している。日銀の植田和男総裁は3日夕方、東京都内で講演し、「先行き、経済の下振れリスクに比べて、物価の上振れリスクが高まると判断される場合」には、経済や金融市場への悪影響を防ぎ、物価安定目標を持続的・安定的に実現していくという観点から「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」との見解を示した。6月15~16日の金融政策決定会合において、日銀が利上げに踏み切る可能性が意識されていたなかで、総裁の発言は市場の見立てを補強するものとなった。政策金利の引き上げを受け市中金利が上昇し、更に預金金利と貸出金利の利ザヤが拡大するとの期待感から、銀行株を物色する姿勢が強まったとみられている。りそなホールディングス<8308>やSBI新生銀行<8303>なども底堅く推移している。
■マクセル <6810> 2,086円 +31 円 (+1.5%) 本日終値
マクセル<6810>が高い。同社はきょう、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と全固体電池の共同研究を開始すると発表。これが買い手掛かりとなった。これはJAXA宇宙技術実証加速プログラムにおいて、「宇宙機ミッションを最大化する高耐熱全固体電池の開発実証」をテーマとして提案し、選定されたもの。共同研究では、人工衛星への搭載を想定した全固体電池の実証を行うとしている。
■浜松ホトニクス <6965> 2,920.5円 +43 円 (+1.5%) 本日終値
浜松ホトニクス<6965>が後場に強含んだ。同社は4日、デンマークに本拠を置く子会社のNKT Photonicsと、京都大学と分子科学研究所の各研究室の成果をもとに設立されたスタートアップ企業のYaqumo(東京都千代田区)とともに、量子コンピューターの産業化に向けた先端光学システムに関する覚書(MOU)を締結したと発表。これを材料視した買いが株価をサポートしたようだ。日本とデンマークの両政府の立ち会いのもとMOUを締結した。Yaqumoは極低温冷凍機を不要とする中性原子方式で研究開発をリードする企業。今後3社はそれぞれの強みを生かし、先端光学デバイスの開発からオプティカルエンジンを含む統合システムの産業化まで、協業を推進していくとしている。
■積水樹脂 <4212> 2,099円 +21 円 (+1.0%) 本日終値
積水樹脂<4212>がしっかり。3日の取引終了後、英ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドらによる積水樹の株式保有割合が、共同保有者分を含めて7.09%から8.17%に上昇したことが明らかになり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書で判明した。報告義務発生日は5月27日。ニッポン・アクティブは保有目的の項目において「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」と記載している。
■アークランズ <9842> 1,856円 +14 円 (+0.8%) 本日終値
アークランズ<9842>はしっかり。3日取引終了後、5月の売上高前年同月比推移を発表。小売り事業の既存店売上高は前年同月比10.8%増と、プラス基調を維持した。客数、客単価ともに増加した。全店ベースでも同15.2%増だった。一方、外食事業では「かつや」既存店売上高が前年同月比4.8%減とマイナス基調を継続。客単価は上昇したものの、客数の減少を補いきれなかった。ただ、全店ベースでは同0.9%増と小幅プラスとなった。
■ワールド <3612> 1,477円 +9 円 (+0.6%) 本日終値
ワールド<3612>は底堅い。3日の取引終了後、5月度の国内小売事業月次売上概況を発表した。既存店売上高は前年同月比4.9%増と3カ月ぶりに前年実績を上回っており、材料視した買いが下値に入ったようだ。休日数が前年より2日多かったことが約3.9ポイント押し上げたと推計されることに加えて、気温上昇を捉えた夏物商品の稼働が高まったことが寄与した。また、アパレルブランドでMD改革の好循環が広がる手応えを得られ、先月のアンタイトルに続き、タケオキクチやシューラルーなどにもその効果が波及し始めた。なお、店舗売り上げとEコマース売り上げを合わせた国内小売売上高は同15.0%増だった。
■積水ハウス <1928> 3,294円 +13 円 (+0.4%) 本日終値
積水ハウス<1928>は後場プラス圏へ浮上した。きょう正午ごろ、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が9088億7800万円(前年同期比1.7%増)、営業利益が761億400万円(同26.2%増)、最終利益が584億7900万円(同75.2%増)だったとしており、大幅増益を好感した買いが優勢になった。特に開発型ビジネスが業績を牽引。戦略エリアでの集中展開やブランド強化により販売の好調が続くマンション事業をはじめ各事業で増収増益を達成した。加えて、円安の進行による為替差益の発生や投資有価証券売却益の増加が利益を押し上げた。
■地盤HD <6072> 1,474円 -400 円 (-21.3%) ストップ安 本日終値
地盤ネットホールディングス<6072>は反落。東京証券取引所が4日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
株探ニュース