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    2026年6月3日 23時47分

    ISM非製造業景況指数、仕入価格が約4年ぶり高水準 雇用は小幅低下 

    *ISM非製造業景気指数(5月)23:00
    結果 54.5
    予想 53.8 前回 53.6

     この日発表の5月のISM非製造業景気指数は54.5と予想を上回り前回から反転。サービス業の活動拡大を示した。一方、仕入れ価格は約4年ぶりの高水準となっている。新規受注と事業活動はいずれも上昇し、個人消費の底堅さを示した。

     卸売や娯楽・レジャー、建設業など、ほぼ全ての業種で活動が拡大。一方、不動産・リース業のみが活動を縮小しした。また、企業が負担するサービスや資材のコストは引き続き上昇した。

     イラン紛争を受けてインフレ圧力が再び強まり、エネルギーコストや輸送費が押し上げられるとともに、世界的にサプライチェーンの混乱が広がっている。企業は今後、コスト上昇分を最終的に消費者へ転嫁する可能性がある。

     一部の企業は製品の供給不足やさらなるコスト上昇を懸念し、在庫の積み増しを進めている可能性が浮上。在庫指数は大幅に上昇し、過去最高水準に並んだ。

     物価高が企業収益や米国民の所得を圧迫する中、企業の採用姿勢が一段と慎重になっており、雇用指数は小幅に低下。サービス業の雇用者数が3カ月連続で減少していることを示した。

     ISMは発表文で「回答企業からは採用を凍結したり、退職者の補充を見送ったりしているとの声が数多く寄せられた。一方、大半の業種は前月比で雇用が概ね横ばいだったと報告している」と述べた。金曜日に5月の米雇用統計が発表される。


    株探ニュース