2026年6月2日 15時51分
話題株ピックアップ【夕刊】(3):Jフロント、ワークマン、ソフトバンクG
■Jフロント <3086> 2,244.5円 +35.5 円 (+1.6%) 本日終値
J.フロント リテイリング<3086>は5日続伸。1日の取引終了後に発表した百貨店事業売上速報で、百貨店事業合計売上高が前年同月比1.0%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。休日日数が前年に比べて2日多かったことに加えて、外商売り上げ、免税売り上げともに前年実績を上回った一方、梅田店の売り場縮小によるマイナス影響のほか、前年の万博会場売り上げの反動減などがあり、大丸松坂屋百貨店合計では前年実績を下回った。ただ、博多大丸が外商売り上げ、免税売り上げともに好調だったことで、百貨店事業合計では前年実績を上回った。
■シーイーシー <9692> 2,090円 +27 円 (+1.3%) 本日終値
シーイーシー<9692>が堅調。1日の取引終了後に、生体認証製品の販売やクラウド認証サービスを手掛け、同社が発行済み株数の10.01%を保有するディー・ディー・エス(東京都新宿区)株式を追加取得し持ち分法適用関連会社化すると発表しており、好材料視された。両社は25年9月に資本・業務提携を締結し、シーイーシーのセキュリティーサービス事業とディー・ディー・エスの多様な認証技術とのクロスセルや研究開発における相互補完を通じ、より高度な認証ソリューションの提供や顧客開拓を進めてきたが、持ち分法適用関連会社化によりセキュリティー事業における更なるシナジーを発揮するのが狙い。5月29日付で発行済み株数の12.98%にあたる株式を新たに取得し、シーイーシーはディー・ディー・エス株式の22.98%を所有することになる。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
■ワークマン <7564> 8,080円 +100 円 (+1.3%) 本日終値
ワークマン<7564>は年初来高値を更新した。1日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比26.9%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温の上昇により、サマーワーキングウェアや半袖Tシャツをはじめとする夏物衣料からアームカバーなどの服飾小物まで、夏物商品が幅広く伸長した。また、リカバリーウェアもルーム・インナーともに好調を持続した。なお、全店売上高は同32.9%増だった。
■ソフトバンクグループ <9984> 8,632円 +91 円 (+1.1%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>が続伸、目先筋の売り物をこなし最高値街道をまい進している。前日は大陽線を形成し14%高と急騰、終値換算で時価総額が48兆7848億円に達した。時価総額45兆円台のトヨタ自動車<7203>を抜き去り、全上場企業を通じてトップとなったが、きょうは更にその時価総額の差を広げる展開となっている。AI・半導体関連株への投資資金流入が世界的に加速するなか、ソフトバンクGはその象徴株として株価水準を切り上げてきた。ここ米国株市場で同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>が上げ足を加速させていることも材料視され、前日の米株市場で15.7%高と急騰を演じたことが一段と株価を刺激した。もっとも、モメンタム相場の色彩が強いことは否めず、短期急騰の反動を警戒する声も聞かれる。大きく膨張していた信用買い残は株価上昇局面でかなり整理が進んだ状況にあるが、信用倍率は直近データで4.39倍と依然として高く、トレンドが反転した時には下げが助長される可能性もある。
■エニマインド <5027> 512円 +5 円 (+1.0%) 本日終値
AnyMind Group<5027>が4日続伸。この日、中国・浙江省杭州市に、AIエージェントの開発と自社事業・プロダクトへの応用を推進する中核拠点「AnyAI Lab」を設立すると発表しており好材料視された。同拠点は、アジア15カ国・地域で展開する事業を通じて蓄積されるデータと、杭州のAI開発環境を掛け合わせることで、同社が推進する「AI Native Transformation」を更に加速させるために設立する。また、同社が展開するデータ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」を通じて各プロダクトへ順次実装し、AI機能及びAIプロダクト群の開発高度化を推進する。
■伊藤園 <2593> 2,679.5円 -330.5 円 (-11.0%) 本日終値 東証プライム 下落率5位
伊藤園<2593>は5日ぶりに急反落し、年初来安値を更新した。1日の取引終了後、26年4月期の連結決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は5000億円(前期比0.4%増)、営業利益予想は200億円(同7.8%減)、最終利益予想は114億3000万円(同3.3倍)としており、営業減益を嫌気した売りが出た。今期は緑茶原料や資材などの高騰の影響を大きく受ける。なお、年間配当予想は中間・期末各26円の合計52円(前期は48円)とした。26年4月期は売上高が4978億7700万円(前の期比5.3%増)、営業利益が216億8400万円(同5.6%減)、最終利益は34億6600万円(同75.5%減)だった。自動販売機事業について販売数量の減少に伴う収益性の低下から減損損失を計上しており、大幅な最終減益での着地となった。
■デジタルアーツ <2326> 3,745円 -325 円 (-8.0%) 本日終値
デジタルアーツ<2326>は大幅安。SBI証券が1日付で投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を1万5500円から4500円へ引き下げており、これが売り材料視された。証券会社によると、GIGA特需を取り巻く環境変化と企業向けの弱さを踏まえたという。業績予想を下方修正し、27年3月期の売上高を154億3600万円から123億2000万円(企業予想は120億円)へ、営業利益を85億3800万円から57億1500万円(同54億円)へ見直した。
■パーソルHD <2181> 230円 -16 円 (-6.5%) 本日終値
パーソルホールディングス<2181>が後場に売られた。派遣料金の引き上げでカルテルを結んだ疑いがあるとして、公正取引委員会が人材派遣大手5社に立ち入り検査に入ったと国内メディアが相次いで報じ、これを嫌気した売りが優勢となった。リクルートホールディングス<6098>も後場に下げ幅を広げる場面があった。立ち入り検査を受けたのはパーソルテンプスタッフとスタッフサービス、リクルートスタッフィング、アデコ(東京都千代田区)、マンパワーグループ(同港区)。報道によると、各社の幹部が2023年度以降の派遣料金の引き上げについて、全国規模で不当な調整に合意した疑いがあるという。
■山洋電気 <6516> 6,600円 -390 円 (-5.6%) 本日終値
山洋電気<6516>は3日ぶりに急反落。1日の取引終了後、アクティビストとして知られるストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有比率が15.89%から14.84%に低下したことが明らかとなり、これに反応した売りが出た。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は5月25日。保有目的は株主価値向上のために建設的対話及び重要提案行為などを行うこと、並びに純投資としている。
■王将フードサービス <9936> 2,625円 -57 円 (-2.1%) 本日終値
王将フードサービス<9936>が続落。この日発表の5月度の月次売上高で、直営既存店売上高が前年同月比3.3%減と5カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。外部環境の変化によるデリバリー需要の減少に加えて、前年同月における全国放送テレビ番組による一時的な集客効果の反動が影響したという。なお、全店売上高は同3.1%減だった。
■山大 <7426> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
山大<7426>はストップ高。ナイス<8089>は1日の取引終了後、山大に対し完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格の1株601円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は40万2600株(所有割合36.24%)で、上限は設定しない。買付期間は6月2日から7月13日まで。山大は賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。ナイスは自社グループの広範な販売・物流ネットワークに、山大が強みを有する高い原木調達力や製材加工機能などを統合することで、調達から加工・物流、販売までの一体的な供給体制を確立し、持続的な収益基盤の強化を図る。
●ストップ高銘柄
ソフトテックス <550A> 2,821円 +500 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値
Ridge-i <5572> 2,951円 +500 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
HPCシステムズ <6597> 6,100円 +1,000 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
J.フロント リテイリング<3086>は5日続伸。1日の取引終了後に発表した百貨店事業売上速報で、百貨店事業合計売上高が前年同月比1.0%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。休日日数が前年に比べて2日多かったことに加えて、外商売り上げ、免税売り上げともに前年実績を上回った一方、梅田店の売り場縮小によるマイナス影響のほか、前年の万博会場売り上げの反動減などがあり、大丸松坂屋百貨店合計では前年実績を下回った。ただ、博多大丸が外商売り上げ、免税売り上げともに好調だったことで、百貨店事業合計では前年実績を上回った。
■シーイーシー <9692> 2,090円 +27 円 (+1.3%) 本日終値
シーイーシー<9692>が堅調。1日の取引終了後に、生体認証製品の販売やクラウド認証サービスを手掛け、同社が発行済み株数の10.01%を保有するディー・ディー・エス(東京都新宿区)株式を追加取得し持ち分法適用関連会社化すると発表しており、好材料視された。両社は25年9月に資本・業務提携を締結し、シーイーシーのセキュリティーサービス事業とディー・ディー・エスの多様な認証技術とのクロスセルや研究開発における相互補完を通じ、より高度な認証ソリューションの提供や顧客開拓を進めてきたが、持ち分法適用関連会社化によりセキュリティー事業における更なるシナジーを発揮するのが狙い。5月29日付で発行済み株数の12.98%にあたる株式を新たに取得し、シーイーシーはディー・ディー・エス株式の22.98%を所有することになる。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
■ワークマン <7564> 8,080円 +100 円 (+1.3%) 本日終値
ワークマン<7564>は年初来高値を更新した。1日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比26.9%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温の上昇により、サマーワーキングウェアや半袖Tシャツをはじめとする夏物衣料からアームカバーなどの服飾小物まで、夏物商品が幅広く伸長した。また、リカバリーウェアもルーム・インナーともに好調を持続した。なお、全店売上高は同32.9%増だった。
■ソフトバンクグループ <9984> 8,632円 +91 円 (+1.1%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>が続伸、目先筋の売り物をこなし最高値街道をまい進している。前日は大陽線を形成し14%高と急騰、終値換算で時価総額が48兆7848億円に達した。時価総額45兆円台のトヨタ自動車<7203>を抜き去り、全上場企業を通じてトップとなったが、きょうは更にその時価総額の差を広げる展開となっている。AI・半導体関連株への投資資金流入が世界的に加速するなか、ソフトバンクGはその象徴株として株価水準を切り上げてきた。ここ米国株市場で同社傘下の英半導体設計アーム・ホールディングス<ARM>が上げ足を加速させていることも材料視され、前日の米株市場で15.7%高と急騰を演じたことが一段と株価を刺激した。もっとも、モメンタム相場の色彩が強いことは否めず、短期急騰の反動を警戒する声も聞かれる。大きく膨張していた信用買い残は株価上昇局面でかなり整理が進んだ状況にあるが、信用倍率は直近データで4.39倍と依然として高く、トレンドが反転した時には下げが助長される可能性もある。
■エニマインド <5027> 512円 +5 円 (+1.0%) 本日終値
AnyMind Group<5027>が4日続伸。この日、中国・浙江省杭州市に、AIエージェントの開発と自社事業・プロダクトへの応用を推進する中核拠点「AnyAI Lab」を設立すると発表しており好材料視された。同拠点は、アジア15カ国・地域で展開する事業を通じて蓄積されるデータと、杭州のAI開発環境を掛け合わせることで、同社が推進する「AI Native Transformation」を更に加速させるために設立する。また、同社が展開するデータ&AI活用プラットフォーム「AnyAI」を通じて各プロダクトへ順次実装し、AI機能及びAIプロダクト群の開発高度化を推進する。
■伊藤園 <2593> 2,679.5円 -330.5 円 (-11.0%) 本日終値 東証プライム 下落率5位
伊藤園<2593>は5日ぶりに急反落し、年初来安値を更新した。1日の取引終了後、26年4月期の連結決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は5000億円(前期比0.4%増)、営業利益予想は200億円(同7.8%減)、最終利益予想は114億3000万円(同3.3倍)としており、営業減益を嫌気した売りが出た。今期は緑茶原料や資材などの高騰の影響を大きく受ける。なお、年間配当予想は中間・期末各26円の合計52円(前期は48円)とした。26年4月期は売上高が4978億7700万円(前の期比5.3%増)、営業利益が216億8400万円(同5.6%減)、最終利益は34億6600万円(同75.5%減)だった。自動販売機事業について販売数量の減少に伴う収益性の低下から減損損失を計上しており、大幅な最終減益での着地となった。
■デジタルアーツ <2326> 3,745円 -325 円 (-8.0%) 本日終値
デジタルアーツ<2326>は大幅安。SBI証券が1日付で投資判断を「買い」から「中立」へ、目標株価を1万5500円から4500円へ引き下げており、これが売り材料視された。証券会社によると、GIGA特需を取り巻く環境変化と企業向けの弱さを踏まえたという。業績予想を下方修正し、27年3月期の売上高を154億3600万円から123億2000万円(企業予想は120億円)へ、営業利益を85億3800万円から57億1500万円(同54億円)へ見直した。
■パーソルHD <2181> 230円 -16 円 (-6.5%) 本日終値
パーソルホールディングス<2181>が後場に売られた。派遣料金の引き上げでカルテルを結んだ疑いがあるとして、公正取引委員会が人材派遣大手5社に立ち入り検査に入ったと国内メディアが相次いで報じ、これを嫌気した売りが優勢となった。リクルートホールディングス<6098>も後場に下げ幅を広げる場面があった。立ち入り検査を受けたのはパーソルテンプスタッフとスタッフサービス、リクルートスタッフィング、アデコ(東京都千代田区)、マンパワーグループ(同港区)。報道によると、各社の幹部が2023年度以降の派遣料金の引き上げについて、全国規模で不当な調整に合意した疑いがあるという。
■山洋電気 <6516> 6,600円 -390 円 (-5.6%) 本日終値
山洋電気<6516>は3日ぶりに急反落。1日の取引終了後、アクティビストとして知られるストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有比率が15.89%から14.84%に低下したことが明らかとなり、これに反応した売りが出た。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は5月25日。保有目的は株主価値向上のために建設的対話及び重要提案行為などを行うこと、並びに純投資としている。
■王将フードサービス <9936> 2,625円 -57 円 (-2.1%) 本日終値
王将フードサービス<9936>が続落。この日発表の5月度の月次売上高で、直営既存店売上高が前年同月比3.3%減と5カ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。外部環境の変化によるデリバリー需要の減少に加えて、前年同月における全国放送テレビ番組による一時的な集客効果の反動が影響したという。なお、全店売上高は同3.1%減だった。
■山大 <7426> 600円 +100 円 (+20.0%) ストップ高 本日終値
山大<7426>はストップ高。ナイス<8089>は1日の取引終了後、山大に対し完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格の1株601円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は40万2600株(所有割合36.24%)で、上限は設定しない。買付期間は6月2日から7月13日まで。山大は賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。ナイスは自社グループの広範な販売・物流ネットワークに、山大が強みを有する高い原木調達力や製材加工機能などを統合することで、調達から加工・物流、販売までの一体的な供給体制を確立し、持続的な収益基盤の強化を図る。
●ストップ高銘柄
ソフトテックス <550A> 2,821円 +500 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値
Ridge-i <5572> 2,951円 +500 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値
HPCシステムズ <6597> 6,100円 +1,000 円 (+19.6%) ストップ高 本日終値
など、4銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース