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    2026年5月30日 10時00分

    富田隆弥の【CHART CLUB】 V計算値で6月に6万8000円も

    「V計算値で6月に6万8000円も」

    ◆4月以降の日経平均株価は、25日移動平均線(28日時点6万1598円)に下値を支えられて上昇基調を保っている。5月27日に史上最高値を6万6428円まで伸ばしたが、適度にスピード調整を挟みながらの上昇トレンドは強く、6月はさらなる上値追いも期待できるだろう。

    ◆当面の上値メドとして、6万8000円台が一つのポイントになる。日足チャートで5月の調整幅4507円(5月14日高値6万3799円→20日安値5万9292円)の倍返し(V計算値)は6万8306円となる。また、2~3月の調整幅8774円(2月26日高値5万9332円→3月31日安値5万0558円)の倍返しは6万8106円となり、両者の水準はほぼ重なる。

    ◆米国ではナスダックが調整を挟みながらも史上最高値を更新中であり、NYダウも5月22日に3カ月ぶりに最高値を更新した。金利上昇の一服もあり、株式市場への資金流入が続いている。

    ◆とはいえ、上昇ピッチやテクニカル指標の過熱に注意し、折に触れて調整を挟む展開は想定しておく。3月31日安値から9週(一目均衡表の基本数値)を経過し、月足チャートも昨年4月安値から間もなく13カ月(フィボナッチ数列)を超えて上昇ピッチを加速させている。

    ◆6月は中旬に日米中銀の金融政策会合が開かれる。その前の12日には、日本でメジャーSQ(先物・オプション取引の特別清算指数算出)を控えるほか、米国ではイーロン・マスク氏が率いる宇宙会社スペースX<SPCX>の上場が予定されている。日経平均株価、ナスダックともに乱高下しやすい高値圏に到達しており、当面は上昇基調の判断ポイントである「25日線」の維持を確認しながら、流れについて行くことになろう。

    (5月28日 記、原則毎週土曜日に更新)

    情報提供:富田隆弥のチャートクラブ

    株探ニュース