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    2026年2月4日 8時09分

    株価指数先物【寄り前】 反動安も、+1σ水準での底堅さを見極めたい

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 54100 -520 (-0.95%)
    TOPIX先物 3642.5 -3.0 (-0.08%)
    シカゴ日経平均先物 54105 -515
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     3日の米国市場は、[[stock/0800/chart|NYダウ]、 S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。人工知能(AI)新興企業の米アンソロピックが法務分野向けに新たなツールを発表。ソフトウエアやデータサービス企業の成長が損なわれるとの懸念から、ハイテク株を中心に売りが広がった。アナリストによるソフトウエア銘柄の目標株価引き下げの動きも重荷になった。また、ホルムズ海峡でイランの武装艇が米船籍の石油タンカーに対し航行停止を命じたと報じられるなど、地政学リスクへの懸念も投資家心理を神経質にさせたようだ。ただ、米政府機関の一部閉鎖が終了する見通しとなったことで、NYダウは終盤にかけて下げ渋る動きになった。

     NYダウ構成銘柄ではベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、シスコシステムズ<CSCO>、ウォルマート<WMT>、シェブロン<CVX>、メルク<MRK>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、マイクロソフト<MSFT>、エヌビディア<NVDA>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、ブロードコム<AVGO>、オラクル<ORCL>といった半導体やソフトウエア関連の下げが目立った。

     シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比515円安の5万4105円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比60円高の5万4680円で始まった。寄り付き直後に5万4740円まで買われた後は軟化し、米国市場の取引開始後には5万4000円を割り込んでいる。終盤にかけて下へのバイアスが強まり、5万3520円まで下げ幅を広げる場面もみられた。だが、引け間際にショートカバーが入る形で下落幅を縮め、日中比520円安の5万4100円と5万4000円台をキープして取引を終えている。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まりそうだ。5万3520円まで売られた後に下げ幅を縮め、辛うじてボリンジャーバンドの+1σ(5万4090円)を上回って終えている。同バンドが支持線として機能するかを見極めることになろうが、アンソロピックの新ツール発表を受けたソフトウエア株下落の影響から、戻り待ち狙いのショートを誘う可能性がある。

     前日の日経225先物は1990円高と大幅に上昇した。+1σを上抜け、1月15日につけた5万4570円を突破し、5万4830円まで買われる場面もみられた。目先的には達成感も意識されて、ロング解消の動きも入りやすいところであろう。ただ、+1σを割り込んでの推移が続くようだと、再び25日移動平均線(5万2900円)とのレンジが意識されやすい。一方で、+1σ水準での底堅さがみられてくると、+2σ(5万5280円)とのゾーンに入ってくることが見込まれる。

     まずは+1σ水準での底堅さを見極めながら押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。スキャルピング中心のトレードで日中の値幅が大きくなりやすい状況が続いており、オプション権利行使価格の5万4000円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万3000円から5万5000円と広めのレンジを想定する。

     3日の米VIX指数は18.00(2日は16.34)に上昇した。朝方は16.05と25日線(16.13)を割り込む場面もみられたが、その後の切り返しで75日線(17.11)、200日線(17.46)を上抜け、20.37まで上昇した。その後上げ幅を縮めているが、75日、200日線を上回って終えていることもあり、市場心理をやや神経質にさせそうである。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で14.98倍に上昇した。一時15.02倍まで上げた後は75日線(14.95倍)を挟んでの推移が目立っていたものの、支持線として意識される形で終えている。同水準に位置する+1σを上回ってきているが、米国市場の流れからは指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型の重荷になる可能性もあり、ややNTショートに振れやすくなりそうだ。

    株探ニュース