探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  【村瀬智一が斬る!深層マーケット】高市政権への期待を背景に押し目狙いの動き
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2026年1月31日 8時00分

    【村瀬智一が斬る!深層マーケット】高市政権への期待を背景に押し目狙いの動き

    「高市政権への期待を背景に押し目狙いの動き」

    ●主要ハイテク企業の決算に振らされる

     日米の主要なハイテク企業の決算発表が本格化し、株式市場ではそれら決算内容の影響を受けやすくなる。来週は米国で、2月3日にアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、4日にアルファベット<GOOG>、クアルコム<QCOM>、5日にアマゾン・ドット・コム<AMZN>などの決算発表が予定されている。週末6日には1月の米雇用統計の発表も控える。

     国内では、指数インパクトの大きい東京エレクトロン <8035> [東証P]が6日に決算を発表する。決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすく、日経平均株価も足もとのレンジでの推移が続きそうだ。

     一方、8日の衆院選投開票に向けて、政策期待は高まりやすいと考えられる。楽観は禁物だが、現在の情勢報道からは自民・維新による連立与党の過半数獲得が確実視されており、高市トレード関連銘柄に対して押し目狙いの動きが強まる可能性があろう。

    ●活躍が期待される「注目5銘柄」

    ◆三井海洋開発 <6269> [東証P]
    洋上で海底の石油・天然ガスを生産するための浮体式の原油・ガス生産貯蔵設備(FPSO)を手掛ける世界大手。1月26日、ノルウェーの燃料電池システム会社エルド・エナジーと共同技術契約を締結。FPSO向けに120kWの固体酸化物形燃料電池(SOFC)とCO2回収設備を組み合わせた統合システムを共同開発し、原油採取船から出るCO2の約8割削減を目指す。同社はレアアースメタンハイドレートといった海洋資源開発に関わる、高市銘柄の一角として注目される。株価は昨年11月26日につけた上場来高値の1万6720円をピークに調整を入れたものの、回復局面にある。上向きで推移する13週移動平均線が支持線として機能しており、同線への接近が再動意のタイミングとなるか注目したい。

    ◆ビジョン <9416> [東証P]
    Wi-Fiルーターレンタルを軸に情報通信サービス事業、グランピング運営を手掛ける。Wi-Fiルーターレンタルの利用者数は、グループで累計2400万人を突破。海外渡航者向けサービスの「グローバルWiFi」は、無制限で利用可能なエリアを128の国・地域に、5Gの提供エリアを54の国・地域に拡大。同社は海外用Wi-Fiレンタル市場で、9年連続で利用者数首位を達成している。株価は昨年12月10日につけた1316円を戻り高値に調整をみせていたが、足もとのリバウンドで上値を抑えられていた25日線を上抜いてきた。

    ◆高周波熱錬 <5976> [東証P]
    IH(誘導加熱)技術を利用した金属熱処理加工を基幹技術として、自動車・建設機械・工作機械・建築・土木などの業界に製品を提供。中核技術であるIHは、ガスや重油を用いる従来の加熱方式に比べCO2排出量が少なく、政府が推進するGX(グリーントランスフォーメーション)に資するものとして期待が高い。また、土木・建設分野で不可欠な、コンクリートを補強する高強度PC鋼棒で圧倒的なシェアを有する。株価は1月19日につけた1360円をピークに調整しているが、上向きで推移する25日線にタッチして下げ止まりの兆しをみせており、リバウンド狙いのタイミングとなりそうだ。

    ◆ピー・シー・エー <9629> [東証P]
    会計・給与・販売管理などの基幹業務パッケージソフトを開発・販売。中小・中堅企業向けに強い独立系ソフトハウス。買取販売(パッケージ型)での提供からサブスクリプションのクラウドサービスなどへの切り替えにより、ストック収入型ビジネスへの移行を推進。株価は1月23日につけた2009円を戻り高値に、25日線を割り込みボリンジャーバンドの-1σ水準まで調整。下げ止まりを確認してリバウンドを狙いたい。

    ◆リョーサン菱洋ホールディングス <167A> [東証P]
    CPU(中央演算処理装置)、GPU(画像処理半導体)に強みを持つ半導体商社大手。2026年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業利益は前年同期比13.5%増の38億7300万円で着地した。ソリューション事業で、DX(デジタルトランスフォーメーション)AI(人工知能)技術の導入を背景に企業のIT関連投資は旺盛な状況が続く。売上構成の変化による採算改善も寄与し、営業増益を確保した。株価は上向きで推移する13週・26週線を支持線としたトレンドを形成しており、足もとの保ち合いからの上放れに期待したい。

    2026年1月30日 記 (次回は2月14日に更新予定)

    株探ニュース