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    2026年1月13日 8時10分

    株価指数先物【寄り前】 +3σ突破も、高市トレード再燃でロング対応に

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 54150 +2070 (+3.97%)
    TOPIX先物 3633.5 +106.0 (+3.00%)
    シカゴ日経平均先物 54175 +2095
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     12日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が上昇。NYダウ、S&P500は史上最高値を更新した。9日に発表された2025年12月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数は予想を下回ったが、平均時給の上昇率が伸びたことで、米労働市場の状況は健全と受け止められた。AI関連(人工知能)の半導体需要が中長期的に高まるとの期待により、エヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>、アプライドマテリアルズ<AMAT>、マイクロン・テクノロジー<MU>など半導体関連株の一角が買われた。ただ、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米司法省による刑事捜査の対象になったと報じられ、金融市場に悪影響を及ぼす可能性が重荷になった。

     NYダウ構成銘柄では、ウォルマート<WMT>、IBM<IBM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、ボーイング<BA>が買われた。半面、アメリカン・エキスプレス<AXP>、ウォルト・ディズニー<DIS>、ビザ<V>、JPモルガン・チェース<JPM>、メルク<MRK>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(3月限)清算値は、大阪比2095円高の5万4175円だった。日経225先物(3月限)のナイトセッションは日中比60円安の5万2020円で始まった。5万1970円まで売られた後はロングが強まり、中盤にかけて一気に5万3860円まで急伸。祝日取引でも強い基調が続き、開始直後に5万4000円に乗せると、その後も5万4000円を挟んだ高値圏での推移となり、終盤にかけて5万4190円まで買われる場面もみられた。引けにかけても強い値動きとなり、日中比2070円高の5万4150円でナイトセッションを終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、ギャップアップで始まることになる。「高市首相は23日召集が予定される通常国会の冒頭で衆院を解散する検討に入った」と報じられたことがトリガーになり、ショートカバーやヘッジ対応のロングの集中が見込まれる。ボリンジャーバンドの+3σ(5万3980円)を超えてきたため、ヘッジが一巡した後はピーク感が意識されてくる可能性はありそうだ。ただし、押し目待ち狙いの買い意欲は強いとみられ、ショートに転換するのは避けておきたい。

     今回の衆院解散報道について、総務省は「報道以上の情報はない」としつつも、「衆議院の解散に伴う総選挙の執行について」と題した緊急通知を各都道府県の選挙管理委員会に行ったと報じられている。解散した場合、投開票は2月中に行うことが見込まれ、高市トレードの再燃によって、ロング対応に向かわせそうだ。

     +3σ突破で過熱感は警戒されてくるものの、週間形状では+1σ(5万2150円)を支持線とした上昇で+2σ(5万3530円)を上抜け、+3σ(5万4900円)が射程に入ってくるとみられる。週足のバンドは今年に入り再び拡大傾向をみせてきたため、上向きで推移する+2σと+3σとのバンドに沿ったトレンドが意識されやすい。そのため、オプション権利行使価格の5万3000円から5万5000円の広めのレンジを想定する。

     12日の米VIX指数は15.12(9日は14.49)に上昇した。16.66まで上昇する場面もみられ、25日移動平均線(15.23)を上回ってきた。ただ、その後は上げ幅を縮め、同線を下回って終えている。ボトム圏での推移ながら75日線(17.40)辺りが射程に入ってくる可能性も考えられ、市場心理をやや神経質にさせそうだ。

     先週末のNT倍率は先物中心限月で14.76倍(8日は14.70倍)に上昇した。8日には14.65倍まで下げる場面もみられたが、同水準に位置していた-1σ(14.68倍)が支持線として意識される形で反発した。ギャップアップによりNTショートの巻き戻しが強まるとみられ、NTロングに振れやすくなるだろう。

    株探ニュース