2026年1月8日 15時48分
話題株ピックアップ【夕刊】(3):ファナック、DNC、イオン
■ファナック <6954> 6,296円 -133 円 (-2.1%) 本日終値
ファナック<6954>は売り買い交錯のなかも底堅さを発揮。前日はザラ場に6540円まで上値を伸ばし昨年来高値を更新した後、利益確定の動きが出て値を消した。きょうも利食い急ぎの動きはみられるものの、押し目買いニーズも強く5日移動平均線をサポートラインとした上昇トレンドを維持している。6日から開催されている世界最大のテクノロジー見本市である「CES」ではAIとロボティクスの融合であるフィジカルAIが主軸のテーマとなっており、東京市場でも米国株市場を横にらみに関連銘柄の動向に視線が集まっている。ファナックは昨年12月に米エヌビディア<NVDA>と提携し、フィジカルAI分野に参入する意思を明示した。今後も海外投資家などの実需買いが見込まれるなか、中期的に下値切り上げ波動を維持できるかどうかが注目されている。
■ダイキョーニシカワ <4246> 812円 -14 円 (-1.7%) 本日終値
ダイキョーニシカワ<4246>が冴えない。同社は7日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。西川ゴム工業<5161>や三井物産<8031>などが合計で1162万5200株を売り出す。売出価格は19日から22日までのいずれかの日に決める。需要状況に応じ、上限174万3700株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。一時的な株式の需給悪化を警戒した売りが株価の重荷となったようだ。DNCは株式需給への影響を緩和する観点から、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じた自社株買いの実施も発表した。取得総数260万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.80%)、取得総額23億円を上限とする。取得期間は8日から13日まで。
■イオン <8267> 2,363.5円 -39 円 (-1.6%) 本日終値
イオン<8267>が朝高後に値を消す展開。同社は7日の取引終了後、26年2月期の連結業績予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想を従来の見通しから2000億円増額して10兆7000億円(前期比5.6%増)に引き上げた。また、これまで400億円としていた最終利益予想を600億~700億円(同2.2~2.6倍)に見直した。ツルハホールディングス<3391>の連結子会社化による影響を反映した。これを材料視した買いが先行したものの、上値を追う姿勢は限られ、利益確定目的の売りに押された。ツルハHDに対する株式公開買い付け(TOB)が6日に終了した。TOBの結果、同社は14日付でイオンの連結子会社となる予定。
■フジ <8278> 2,090円 -30 円 (-1.4%) 本日終値
フジ<8278>が後場終盤になってマイナスに転じた。午後3時ごろ、26年2月期の連結業績予想について、売上高を8150億円から8140億円(前期比0.6%増)へ、営業利益を155億円から106億円(同18.2%減)へ下方修正したことが嫌気された。顧客の節約志向の高まりに加えて、積極的な賃上げや物流費の高騰、老朽化した店舗の保守や修繕費用の増加などが利益を圧迫する。なお、投資有価証券売却益の計上により、純利益は55億円から57億円(同49.3%増)へ上方修正した。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高6059億2700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益48億1200万円(同21.4%減)、純利益30億9500万円(同0.2%減)だった。
■吉野家ホールディングス <9861> 3,025円 -5 円 (-0.2%) 本日終値
吉野家ホールディングス<9861>が軟調。同社は7日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.8%増の1666億2800万円、経常利益は同1.8%減の61億4400万円、最終利益は同0.5%増の33億4600万円となった。最終増益は確保したものの、9~11月期は経常利益が約41%減、最終利益が約37%減と大幅な減益で着地しており、嫌気されたようだ。3~11月期においてはラーメン事業が前期にグループに加わり、M&A効果が売上高を押し上げた。コメをはじめとする原材料価格の高騰が利益を圧迫する要因となったものの、円安による為替差益の増加や減損損失の減少により最終利益は増益を確保した。
■ブルーイノベーション <5597> 1,778円 +300 円 (+20.3%) ストップ高 本日終値
ブルーイノベーション<5597>は2日連続のストップ高。読売新聞オンラインが7日に「政府は、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資に追加指定した『ドローン(無人航空機)』の国産化支援に乗り出す」と報じたことをきっかけにドローン関連への関心が高まり、同社株に値幅取りの買いが流入しているもよう。また同社はきょう、日本下水道管路管理業協会に正会員として入会したことを明らかにしており、これも材料視されている様子。同社は協会への入会を通じて、単なる技術提供にとどまらず、現場で実際に使われ、継続的に活用される仕組みづくりにつなげるとしている。
■VALUENEX <4422> 658円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
VALUENEX<4422>がストップ高。同社は7日の取引終了後、2月1日を効力発生日として1株を3株に分割すると発表。株式の流動性向上を期待した買いが集まった。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大を図る。
■マイクロ波化学 <9227> 765円 +100 円 (+15.0%) ストップ高 本日終値
マイクロ波化学<9227>が大幅に4日続伸。同社は7日、NHKの国際サービス「NHK WORLD-JAPAN」(世界160の国と地域、約3億8000万世帯に向けて放送)のビジネス情報番組「BIZ STREAM」で紹介されると発表しており、先回り的な買いが流入したようだ。放送日時は10日(土)の午後11時10~38分。今回の放送では「The Ultimate in Urban Mining(究極の都市鉱山)」をテーマに、同社の低濃度貴金属回収事業が取り上げられるという。
■Defコン <4833> 83円 +8 円 (+10.7%) 本日終値
Def consulting<4833>が高い。同社は7日の取引終了後、昨年9月10日にエボ ファンド(Evo Fund)を割当先として発行した第7回新株予約権について、大量行使があったと発表。将来的な株式価値の希薄化懸念が一段と和らいだとの受け止めから材料視されたようだ。前回開示時点における未行使新株予約権数は4万1400個(潜在株式数414万株)。1月5日から7日までの間に3万6600個(交付株式数366万株)の大量行使があり、現時点における未行使新株予約権数は4800個(潜在株式数48万株)となった。
●ストップ高銘柄
Cマネージ <4491> 3,850円 +700 円 (+22.2%) ストップ高 本日終値
第一稀元素化学工業 <4082> 1,723円 +300 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
Terra Drone <278A> 3,140円 +503 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
中国工業 <5974> 968円 +150 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値
ROXX <241A> 726円 +100 円 (+16.0%) ストップ高 本日終値
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
ファナック<6954>は売り買い交錯のなかも底堅さを発揮。前日はザラ場に6540円まで上値を伸ばし昨年来高値を更新した後、利益確定の動きが出て値を消した。きょうも利食い急ぎの動きはみられるものの、押し目買いニーズも強く5日移動平均線をサポートラインとした上昇トレンドを維持している。6日から開催されている世界最大のテクノロジー見本市である「CES」ではAIとロボティクスの融合であるフィジカルAIが主軸のテーマとなっており、東京市場でも米国株市場を横にらみに関連銘柄の動向に視線が集まっている。ファナックは昨年12月に米エヌビディア<NVDA>と提携し、フィジカルAI分野に参入する意思を明示した。今後も海外投資家などの実需買いが見込まれるなか、中期的に下値切り上げ波動を維持できるかどうかが注目されている。
■ダイキョーニシカワ <4246> 812円 -14 円 (-1.7%) 本日終値
ダイキョーニシカワ<4246>が冴えない。同社は7日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。西川ゴム工業<5161>や三井物産<8031>などが合計で1162万5200株を売り出す。売出価格は19日から22日までのいずれかの日に決める。需要状況に応じ、上限174万3700株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。一時的な株式の需給悪化を警戒した売りが株価の重荷となったようだ。DNCは株式需給への影響を緩和する観点から、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を通じた自社株買いの実施も発表した。取得総数260万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.80%)、取得総額23億円を上限とする。取得期間は8日から13日まで。
■イオン <8267> 2,363.5円 -39 円 (-1.6%) 本日終値
イオン<8267>が朝高後に値を消す展開。同社は7日の取引終了後、26年2月期の連結業績予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想を従来の見通しから2000億円増額して10兆7000億円(前期比5.6%増)に引き上げた。また、これまで400億円としていた最終利益予想を600億~700億円(同2.2~2.6倍)に見直した。ツルハホールディングス<3391>の連結子会社化による影響を反映した。これを材料視した買いが先行したものの、上値を追う姿勢は限られ、利益確定目的の売りに押された。ツルハHDに対する株式公開買い付け(TOB)が6日に終了した。TOBの結果、同社は14日付でイオンの連結子会社となる予定。
■フジ <8278> 2,090円 -30 円 (-1.4%) 本日終値
フジ<8278>が後場終盤になってマイナスに転じた。午後3時ごろ、26年2月期の連結業績予想について、売上高を8150億円から8140億円(前期比0.6%増)へ、営業利益を155億円から106億円(同18.2%減)へ下方修正したことが嫌気された。顧客の節約志向の高まりに加えて、積極的な賃上げや物流費の高騰、老朽化した店舗の保守や修繕費用の増加などが利益を圧迫する。なお、投資有価証券売却益の計上により、純利益は55億円から57億円(同49.3%増)へ上方修正した。同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、売上高6059億2700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益48億1200万円(同21.4%減)、純利益30億9500万円(同0.2%減)だった。
■吉野家ホールディングス <9861> 3,025円 -5 円 (-0.2%) 本日終値
吉野家ホールディングス<9861>が軟調。同社は7日の取引終了後、26年2月期第3四半期累計(3~11月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9.8%増の1666億2800万円、経常利益は同1.8%減の61億4400万円、最終利益は同0.5%増の33億4600万円となった。最終増益は確保したものの、9~11月期は経常利益が約41%減、最終利益が約37%減と大幅な減益で着地しており、嫌気されたようだ。3~11月期においてはラーメン事業が前期にグループに加わり、M&A効果が売上高を押し上げた。コメをはじめとする原材料価格の高騰が利益を圧迫する要因となったものの、円安による為替差益の増加や減損損失の減少により最終利益は増益を確保した。
■ブルーイノベーション <5597> 1,778円 +300 円 (+20.3%) ストップ高 本日終値
ブルーイノベーション<5597>は2日連続のストップ高。読売新聞オンラインが7日に「政府は、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資に追加指定した『ドローン(無人航空機)』の国産化支援に乗り出す」と報じたことをきっかけにドローン関連への関心が高まり、同社株に値幅取りの買いが流入しているもよう。また同社はきょう、日本下水道管路管理業協会に正会員として入会したことを明らかにしており、これも材料視されている様子。同社は協会への入会を通じて、単なる技術提供にとどまらず、現場で実際に使われ、継続的に活用される仕組みづくりにつなげるとしている。
■VALUENEX <4422> 658円 +100 円 (+17.9%) ストップ高 本日終値
VALUENEX<4422>がストップ高。同社は7日の取引終了後、2月1日を効力発生日として1株を3株に分割すると発表。株式の流動性向上を期待した買いが集まった。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大を図る。
■マイクロ波化学 <9227> 765円 +100 円 (+15.0%) ストップ高 本日終値
マイクロ波化学<9227>が大幅に4日続伸。同社は7日、NHKの国際サービス「NHK WORLD-JAPAN」(世界160の国と地域、約3億8000万世帯に向けて放送)のビジネス情報番組「BIZ STREAM」で紹介されると発表しており、先回り的な買いが流入したようだ。放送日時は10日(土)の午後11時10~38分。今回の放送では「The Ultimate in Urban Mining(究極の都市鉱山)」をテーマに、同社の低濃度貴金属回収事業が取り上げられるという。
■Defコン <4833> 83円 +8 円 (+10.7%) 本日終値
Def consulting<4833>が高い。同社は7日の取引終了後、昨年9月10日にエボ ファンド(Evo Fund)を割当先として発行した第7回新株予約権について、大量行使があったと発表。将来的な株式価値の希薄化懸念が一段と和らいだとの受け止めから材料視されたようだ。前回開示時点における未行使新株予約権数は4万1400個(潜在株式数414万株)。1月5日から7日までの間に3万6600個(交付株式数366万株)の大量行使があり、現時点における未行使新株予約権数は4800個(潜在株式数48万株)となった。
●ストップ高銘柄
Cマネージ <4491> 3,850円 +700 円 (+22.2%) ストップ高 本日終値
第一稀元素化学工業 <4082> 1,723円 +300 円 (+21.1%) ストップ高 本日終値
Terra Drone <278A> 3,140円 +503 円 (+19.1%) ストップ高 本日終値
中国工業 <5974> 968円 +150 円 (+18.3%) ストップ高 本日終値
ROXX <241A> 726円 +100 円 (+16.0%) ストップ高 本日終値
など、8銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース