2026年1月5日 5時20分
前週末30日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■TORICO <7138> 427円 (-98円、-18.7%) 一時ストップ安
TORICO <7138> [東証G]が3日ぶり急反落、一時ストップ安となった。東京証券取引所が30日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
■PowerX <485A> 2,151円 (-402円、-15.8%)
パワーエックス <485A> [東証G]が3日ぶり急反落。同社は大型蓄電池の製造・販売やEV充電サービスなどを展開する。19日に東証グロース市場に新規上場した。初値は公開価格(1220円)を下回る1130円となったが、そこから買いを集めストップ高で上場初日の取引を終了。翌営業日以降も買い優勢の展開となり、29日の高値2835円まで一気に駆け上がった。初値から2.5倍程度の水準となる。短期急騰の反動で30日は目先利益確定売りに押されたようだ。
■津田駒 <6217> 599円 (-100円、-14.3%) ストップ安
津田駒工業 <6217> [東証S]がストップ安。東京証券取引所が30日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
■東邦鉛 <5707> 1,033円 (-66円、-6.0%)
東証プライムの下落率3位。東邦亜鉛 <5707> [東証P]が3日ぶり急反落。29日はマドを開けての急騰で値幅制限いっぱいに買われたが、30日は目先筋の利益確定売りを浴びる格好となった。鉛や銀などの製錬事業を展開するが、銀市況の動向が収益に与える影響が大きく、銀関連株として頭角を現していた。株式需給面では、貸株市場を通じた機関投資家の空売りが急増していたことで、目先踏み上げ相場の様相を呈したが、29日は銀市況をはじめ貴金属市況が軒並み安くなったことで、これが嫌気された。
■住友鉱 <5713> 6,357円 (-318円、-4.8%)
東証プライムの下落率9位。住友金属鉱山 <5713> [東証P]が3日ぶり大幅反落。29日の海外市場で銀や金などの価格が急落したことが警戒された。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが、金や銀などの証拠金の要件を引き上げると発表したことが嫌気され、29日に銀先物は3月限が8%強急落し、金先物も2月限が4%強の下落となった。足もとの金銀銅などの価格上昇を背景に、住友鉱は29日に最高値を更新し非鉄株は人気化していただけに、30日は一気に売りに押される展開となった。
■純金信託 <1540> 20,805円 (-655円、-3.1%)
純金上場信託(現物国内保管型) <1540> [東証E]が大幅続落。29日に銀市況が急反落したことが嫌気された。ここ貴金属市況の高騰が激しいため、29日にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループの清算機関が貴金属先物の証拠金を引き上げると発表しており、これが金や銀の先物価格の急落につながった。東京市場でも両銘柄のように金のETFや銀のETFの範疇に含まれる上場信託は下げがきつくなった。信用買い残も高水準に溜まっており、その投げが下げを助長していた。
■キオクシア <285A> 10,435円 (-240円、-2.3%)
キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が続落。NAND型フラッシュメモリーを製造する同社は、AIデータセンター向け需要の急増に伴う半導体メモリー市況高の恩恵を受ける銘柄として、幅広く投資家からの注目を集める銘柄となった。11月発表の26年3月期第2四半期累計(4-9月)決算で、直近四半期の業績が市場の高い期待に届かず失望売りに押されたものの、年末に向けて持ち直しの動きとなり、足もとで1万円トビ台での推移となっていた。もっともキオクシアの株価は年初来で6倍を超す上昇となり、プライム市場の個別株で上昇率トップと好パフォーマンスが際立っていた。29日の米株式市場では協業関係にあるサンディスク <SNDK> の株価が下落したことも重荷となり、利食い売りが継続していた。
■壱番屋 <7630> 912円 (-16円、-1.7%)
壱番屋 <7630> [東証P]が下落。29日取引終了後、夜パフェ専門店を運営するGAKU(札幌市)の全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。新たな業態に展開することで企業価値向上を目指す狙いがあるとみられる。この発表に対する株価への反応は限定的となった。
■Genky <9267> 4,960円 (-80円、-1.6%)
Genky DrugStores <9267> [東証P]が3日ぶり反落。29日取引終了後、12月度の月次営業速報を発表した。既存店売上高は前年同月比3.3%増とプラス基調を維持。全店ベースでは同10.6%増だった。
※30日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース
TORICO <7138> [東証G]が3日ぶり急反落、一時ストップ安となった。東京証券取引所が30日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
■PowerX <485A> 2,151円 (-402円、-15.8%)
パワーエックス <485A> [東証G]が3日ぶり急反落。同社は大型蓄電池の製造・販売やEV充電サービスなどを展開する。19日に東証グロース市場に新規上場した。初値は公開価格(1220円)を下回る1130円となったが、そこから買いを集めストップ高で上場初日の取引を終了。翌営業日以降も買い優勢の展開となり、29日の高値2835円まで一気に駆け上がった。初値から2.5倍程度の水準となる。短期急騰の反動で30日は目先利益確定売りに押されたようだ。
■津田駒 <6217> 599円 (-100円、-14.3%) ストップ安
津田駒工業 <6217> [東証S]がストップ安。東京証券取引所が30日から、同社株の信用取引による新規の売り付けと買い付けにかかる委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)にすると発表。これによって個人投資家からの資金流入が細るとの見方から売られた。また、日本証券金融も同日以降、貸借取引自己取引分と非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を50%(うち現金担保分20%)にすると発表した。
■東邦鉛 <5707> 1,033円 (-66円、-6.0%)
東証プライムの下落率3位。東邦亜鉛 <5707> [東証P]が3日ぶり急反落。29日はマドを開けての急騰で値幅制限いっぱいに買われたが、30日は目先筋の利益確定売りを浴びる格好となった。鉛や銀などの製錬事業を展開するが、銀市況の動向が収益に与える影響が大きく、銀関連株として頭角を現していた。株式需給面では、貸株市場を通じた機関投資家の空売りが急増していたことで、目先踏み上げ相場の様相を呈したが、29日は銀市況をはじめ貴金属市況が軒並み安くなったことで、これが嫌気された。
■住友鉱 <5713> 6,357円 (-318円、-4.8%)
東証プライムの下落率9位。住友金属鉱山 <5713> [東証P]が3日ぶり大幅反落。29日の海外市場で銀や金などの価格が急落したことが警戒された。シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループが、金や銀などの証拠金の要件を引き上げると発表したことが嫌気され、29日に銀先物は3月限が8%強急落し、金先物も2月限が4%強の下落となった。足もとの金銀銅などの価格上昇を背景に、住友鉱は29日に最高値を更新し非鉄株は人気化していただけに、30日は一気に売りに押される展開となった。
■純金信託 <1540> 20,805円 (-655円、-3.1%)
純金上場信託(現物国内保管型) <1540> [東証E]が大幅続落。29日に銀市況が急反落したことが嫌気された。ここ貴金属市況の高騰が激しいため、29日にシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループの清算機関が貴金属先物の証拠金を引き上げると発表しており、これが金や銀の先物価格の急落につながった。東京市場でも両銘柄のように金のETFや銀のETFの範疇に含まれる上場信託は下げがきつくなった。信用買い残も高水準に溜まっており、その投げが下げを助長していた。
■キオクシア <285A> 10,435円 (-240円、-2.3%)
キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が続落。NAND型フラッシュメモリーを製造する同社は、AIデータセンター向け需要の急増に伴う半導体メモリー市況高の恩恵を受ける銘柄として、幅広く投資家からの注目を集める銘柄となった。11月発表の26年3月期第2四半期累計(4-9月)決算で、直近四半期の業績が市場の高い期待に届かず失望売りに押されたものの、年末に向けて持ち直しの動きとなり、足もとで1万円トビ台での推移となっていた。もっともキオクシアの株価は年初来で6倍を超す上昇となり、プライム市場の個別株で上昇率トップと好パフォーマンスが際立っていた。29日の米株式市場では協業関係にあるサンディスク <SNDK> の株価が下落したことも重荷となり、利食い売りが継続していた。
■壱番屋 <7630> 912円 (-16円、-1.7%)
壱番屋 <7630> [東証P]が下落。29日取引終了後、夜パフェ専門店を運営するGAKU(札幌市)の全株式を取得し、連結子会社化すると発表した。新たな業態に展開することで企業価値向上を目指す狙いがあるとみられる。この発表に対する株価への反応は限定的となった。
■Genky <9267> 4,960円 (-80円、-1.6%)
Genky DrugStores <9267> [東証P]が3日ぶり反落。29日取引終了後、12月度の月次営業速報を発表した。既存店売上高は前年同月比3.3%増とプラス基調を維持。全店ベースでは同10.6%増だった。
※30日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース