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    2025年12月12日 11時39分

    話題株ピックアップ【昼刊】:ラクスル、3DM、ビジョナル

    ■ラクスル <4384>  1,526円  +300 円 (+24.5%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
     ラクスル<4384>がストップ高カイ気配。同社は11日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環としてゴールドマン・サックス・グループ<GS>と組み、株式取得を目的に設立したR1(東京都港区)がTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株1710円で、非公開化を目的とする。ラクスルの株価はTOB価格にサヤ寄せの動きをみせている。買付予定数の下限は3969万9100株で、上限は設定しない。買付期間は12日から2026年2月4日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、上場廃止となる見通し。ラクスルはTOBに賛同の意見を表明した。東京証券取引所は11日付でラクスルを監理銘柄(確認中)に指定した。

    ■3DM <7777>  366円  +48 円 (+15.1%)  11:30現在
     スリー・ディー・マトリックス<7777>は大幅反発。11日取引終了後、上期(5~10月)連結決算を発表した。売上高は48億700万円(前年同期比46.8%増)、最終損益は17億100万円の黒字(前年同期8億500万円の赤字)となった。米国での製品販売が好調。費用削減が奏功したほか、為替差益も大きく寄与した。大幅な最終黒字への転換が評価され、買いを呼び込んでいる。

    ■品川リフラ <5351>  2,068円  +163 円 (+8.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
     品川リフラ<5351>は大幅高。今月1日に続き、再び年初来高値を更新してきた。11日取引終了後、26年3月期連結業績予想について純利益を130億円から310億円(前期比3.2倍)へ上方修正すると発表した。賃貸不動産の譲渡に伴って発生する固定資産売却益を特別利益に計上するため。これが買いの手掛かりとなっている。なお、売上高、営業利益予想に変更はない。また、配当も従来予想を据え置いた。

    ■ビジョナル <4194>  10,745円  +776 円 (+7.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
     ビジョナル<4194>が3日ぶりに急反騰している。11日の取引終了後、26年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算を発表した。売上高が233億3800万円(前年同期比24.8%増)、営業利益が70億6900万円(同29.6%増)、最終利益が54億7800万円(同35.3%増)だったとしており、好業績を評価した買いが流入している。主力のビズリーチ事業ではプロフェッショナル人材への企業の採用ニーズが堅調に推移。第1四半期末時点で累計導入社数は4万社以上(前期末3万8100社以上)に増加したほか、ヘッドハンター数やスカウト可能会員数も増加し、利用が拡大した。

    ■トーホー <8142>  3,690円  +265 円 (+7.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
     トーホー<8142>が急反騰し、8月26日につけた年初来高値を更新している。11日の取引終了後、26年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表した。売上高が1893億4000万円(前年同期比4.1%増)、営業利益が55億5300万円(同4.8%増)だった。直近3カ月間となる8~10月期の営業利益は同14.9%増の20億9900万円と2ケタの伸びを示しており、業況を好感した買いが集まった。2~10月期において業務用食品卸売を手掛ける主力のディストリビューター事業ではシンガポール子会社の粗利率の低下や運賃・荷造費の増加が利益を圧迫する要因となったが、食材販売店を展開するキャッシュアンドキャリー事業の粗利率は改善傾向となり、8~10月期では増益を確保。外食産業向けサービスのフードソリューション事業は業務支援システムの販売などが好調で前年同期に本社改修費用を計上していた反動も出た。同時に発表した11月売上高は前年同月比4.8%増と7カ月連続の増収となった。

    ■平田機工 <6258>  2,382円  +94 円 (+4.1%)  11:30現在
     平田機工<6258>が大幅高で4日ぶりに反発している。11日の取引終了後に、北米の顧客から内燃系自動車のトランスミッション組み立て設備を受注したと発表したことが好感されている。受注金額は約80億円で、工事の進捗に応じて26年3月期及び27年3月期以降に順次売り上げ計上される予定としている。

    ■井関農機 <6310>  1,867円  +61 円 (+3.4%)  11:30現在
     井関農機<6310>が反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「コメの価格高騰で国内の農業機械販売が伸びている」と報じられており、業績への貢献を期待した買いが入っているようだ。記事によると、経営難の中で一息つけた農家が買い替えに動いたためとしており、日本農業機械工業会の「日農工統計」でもトラクターや耕運機、田植え機、コンバインといった農業機械の国内出荷額は25年1~10月実績で2279億700万円(前年同期比19.1%増)となり、24年通年実績の2229億6700万円を上回っている。

    ■システナ <2317>  528円  +17 円 (+3.3%)  11:30現在
     システナ<2317>がマドを開けて上昇。510円台で収れんする5日・25日移動平均線を足場にもみ合い上放れの兆しをみせている。同社はシステムの企画・設計・開発・保守を一気通貫で展開する。次世代モビリティーに積極的に経営資源を注ぎ、同分野のキーカンパニーに目されているほか、人工知能(AI)分野への布石にも余念がない。11日取引終了後、サーバー・ストレージシステム設計の米スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>及び、三重県志摩市と、次世代AIサーバーを活用した分散型データセンター構想の共同検討を開始したことを発表、これを材料視する買いを引き寄せている。

    ■青山財産ネットワークス <8929>  1,691円  +46 円 (+2.8%)  11:30現在
     青山財産ネットワークス<8929>が反発している。11日の取引終了後、25年12月期の連結業績予想について、最終利益を24億5000万円から25億5000万円(前期比5.0%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を31円から33円へ引き上げ年間配当予想を53円(前期46円)としたことが好感されている。第4四半期に取得した東京・赤坂見附の不動産をADVANTAGE CLUBとして販売することを検討していたが、12月中に公表予定の税制改正大綱の詳細が判明するまで販売を延期したことで、売上高は470億円から420億円(同7.9%減)へ下方修正した。ただ、利益率の高いコンサルティングの売上高が大幅に増加する見込みであることから、売上総利益が計画を上回る見通し。更に、金融費用や法人税等が計画を下回る見通しであることから、最終利益を上方修正した。

    ■サムコ <6387>  4,090円  +110 円 (+2.8%)  11:30現在
     サムコ<6387>は反発。11日取引終了後、第1四半期(8~10月)単独決算を発表。売上高は15億2600万円(前年同期比19.6%増)、営業利益は1億5100万円(同29.7%増)だった。堅調なAI関連投資が引き続き追い風となった。これを評価した買いが入っている。

    ■Heartseed <219A>  2,050円  +45 円 (+2.2%)  11:30現在
     Heartseed<219A>は3日ぶりに反発。11日の取引終了後、25年12月期(24年11月~25年12月の14カ月間)の業績予想の修正を発表し、営業利益予想を前回予想の1億2500万円から3億1100万円に引き上げており、業況を評価した買いが集まっている。売上高予想は据え置く。研究開発費の試験費用や心筋細胞製造費用などが想定より抑制される。今期は決算期の変更に伴い、14カ月の変則決算となっている。第4四半期累計(24年11月~25年10月の12カ月間)の単独決算も発表した。売上高30億2600万円、営業損益は7億2600万円の黒字だった。24年10月期は売上高が8億7300万円、営業損益は10億3800万円の赤字だった。

    ■センコーHD <9069>  1,875.5円  +35.5 円 (+1.9%)  11:30現在
     センコーグループホールディングス<9069>は続伸している。11日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で米国の投資顧問会社ダルトン・インベストメンツによる株式保有割合が6.10%から7.10%に上昇したことが判明したことを受けて、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、株価が過小評価されており魅力的な投資機会であると考えて長期的に保有することとしており、またコーポレートガバナンスや取締役会の構成、経営、事業、財務状況及び戦略に関して建設的な対話を求めていく可能性があるとしている。なお、報告義務発生日は12月4日としている。

    ■データセクション <3905>  2,092円  +26 円 (+1.3%)  11:30現在
     データセクション<3905>が続伸している。11日の取引終了後にエヌビディア<NVDA>製GPU「B300」(1万個)を搭載したGPUサーバー1250台の取得に関する売買契約を締結したと発表しており、これを好感した買いが流入している。豪シドニーに開設予定のAIデータセンターに導入する予定で、取得価額は約814億円。なお、同件による業績への影響は精査中としている。

    ■ソフトバンクグループ <9984>  17,315円  +90 円 (+0.5%)  11:30現在
     ソフトバンクグループ<9984>が3日ぶり反発に転じている。前日の米国株市場ではトランプ米政権肝いりの大規模AIインフラ計画「スターゲート」で、同社と連携する米オラクル<ORCL>が一時16%超の波乱安に見舞われたが、これはオラクル株の時間外取引での急落で事前に織り込みが進んでおり、影響は限定的とみられる。きょう日本時間早朝に発表された米ブロードコム<AVGO>の決算は売上高・利益ともに事前予想を上回る内容で、時間外取引で買いが先行したが、その後に急速に軟化するなど荒れた動きで、東京市場でもAI・半導体関連株に対するセンチメントが目まぐるしく振れている。特に同社株はAI関連の代表的な銘柄で、日経平均への影響度の高い銘柄でもあるだけに、足もとの値動きにマーケットの視線が集中している。

    ■VALUENEX <4422>  570円  +80 円 (+16.3%) ストップ高   11:30現在
     VALUENEX<4422>が大幅続伸となっている。同社は11日取引終了後、26年7月期第1四半期(8~10月)の連結決算を発表。経常損益がトントン(前年同期は6900万円の赤字)に回復したことが好感されているようだ。売上高は前年同期比39.3%増の1億8300万円で着地。コンサルティングサービスが大きく伸びたほか、ASPサービスも堅調だった。なお、通期業績予想については現時点で合理的な算定が困難だとして、引き続き非開示としている。

    ■リバーエレテック <6666>  533円  +80 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
     リバーエレテック<6666>はカイ気配スタート。11日取引終了後、生成AIの普及に伴い急速に拡大するデータセンター市場に向けて、次世代高速通信に不可欠な超低位相ノイズ・低ジッタ水晶発振器「KCRO-05」を開発し、量産化に向けた体制を整備すると発表した。同製品は独自の特許技術を応用した戦略製品群の第4弾。来期(27年3月期)から本格的な量産出荷を開始し、顧客の需要拡大にあわせて順次生産能力を拡大していく見通し。これが材料視されている。

    ●ストップ高銘柄
     かっこ <4166>  883円  +150 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
     グリーンモンスター <157A>  1,127円  +150 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在
     弘電社 <1948>  4,560円  +700 円 (+18.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
     など、6銘柄

    ●ストップ安銘柄
     POPER <5134>  673円  -150 円 (-18.2%) ストップ安売り気配   11:30現在
     以上、1銘柄

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