（NY時間12:07）（日本時間02:07）
シエナ<CIEN>　235.44（+13.59　+6.13%）

　ネットワーク機器のシエナ<CIEN>が上昇。取引開始前８－１０月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る第１四半期の売上高見通しを示したほか、２６年度通期の売上高見通しも予想を上回った。

　今回の決算はＡＩインフラ構築の波の中で、同社の強固なポジションと持続的な需要を示した。第４四半期はウェブスケール向けの売上が４８％増えたことで押し上げられ、ガイダンスは成長の長期化と強い販売モメンタムが続いていることを示唆した。

（８－１０月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.91ドル（予想：0.79ドル）
・売上高：13.5億ドル　20％増（予想：12.9億ドル）
　　ネットワーキングプラットフォーム：10.5億ドル（予想：9.99億ドル）
　　コンバージドパケットオプティカル：9.29億ドル（予想：8.65億ドル）
　　ルーティング＆スイッチング：1.18億ドル
・粗利益率（調整後）：43.4％（予想：42.6％）

（１１－１月・第１四半期見通し）
・売上高：13.5～14.3億ドル（予想：12.5億ドル）
・粗利益率（調整後）：43～44％（予想：42.6％）

（２６年度通期見通し）
・売上高：57～61億ドル（予想：55.3億ドル）

【企業概要】
　幅広いネットワーク事業者向けにハードウェア・ソフトウェア・サービスを提供し、ネットワーク容量、サービス提供、自動化強化を支援する。世界市場において、通信サービスプロバイダー・政府・企業等で使用されるクラウド、ビデオ、データ、AI、音声など、幅広いネットワークトラフィックをサポートする。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース