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    2025年12月11日 1時21分

    エアロバイロンメント、決算受け大幅安 米政府閉鎖で粗利益率が低下=米国株個別

    (NY時間11:18)(日本時間01:18)
    エアロバイロンメント<AVAV> 251.59(-29.83 -10.60%)

     ドローンのエアロバイロンメント<AVAV>が大幅安。前日引け後に8-10月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を大きく下回った。26年通期のガイダンスも公表し、1株利益の見通しを下方修正している。

     利益悪化は、米政府機関閉鎖による受注・出荷減で粗利益率が低下したことが影響した。大きく下期偏重となったことで、すでに悪化していた投資家センチメントに一段の重しとなりそうだ。また、売上構成が悪化したほか、オラクルのシステム導入に伴うコスト増と非効率も採算性を大きく圧迫している。

    (8-10月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.44ドル(予想:0.76ドル)
    ・売上高:4.72億ドル(予想:4.64億ドル)
    ・受注残:11億ドル
    ・粗利益:1.04億ドル(予想:1.12億ドル)
    ・粗利益率:22%(予想:26.3%)
    ・EBITDA(調整後):4500万ドル(予想:6690万ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):3.40~3.55ドル(従来:3.60~3.70ドル)(予想:3.63ドル)
    ・売上高:19.5~20.0億ドル(従来:19.0~20.0億ドル)(予想:20.0億ドル)
    ・EBITDA(調整後):3.00~3.20億ドルを維持(予想:3.16億ドル)

    【企業概要】
     政府機関や企業を対象に、ロボットシステムと関連サービスの設計・開発・生産・提供・サポートを行う。主に米国国防総省と国際連合政府向けに、無人航空機システム(UAS)、対UASシステム、ミサイル警戒システム、遠隔操作型の無人潜水機、サイバー・ミッションシステムや、その他関連サービスを提供する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース