2025年12月4日 23時55分
UiPath、決算受け上昇 新規ARRに注目=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間23:51)
UiPath<PATH> 16.96(+2.10 +14.13%)
ロボット処理による自動化ソフトウエア開発のUiPath<PATH>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも予想を上回る見通しを示している。
アナリストからは年ベース経常収益(ARR)に注目する声が相次いでいる。「決算で実行力の改善が確認された。ただし、サブスクの収入は予想を僅かに上回る程度で、持続性を注視する必要がある」と評価。「新規ARRの伸びは改善したものの、売上維持率(NRR)の低下は既存顧客での拡大ペースの鈍さを示している」とも指摘した。
別のアナリストは「今回もしっかりとした決算で、新規ARRが増加に転じたのは24年第3四半期以来。また、同社にとってGAAPベースで初の第3四半期の黒字となり、これは確かな実行力と企業によるAI・自動化戦略の加速が業績を押し上げた結果だ」と述べた。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.16ドル(予想:0.15ドル)
・売上高:4.11億ドル(予想:3.93億ドル)
サブスク:2.48億ドル(予想:2.44億ドル)
ライセンス:1.50億ドル(予想:1.38億ドル)
・粗利益率(調整後):85%(予想:84.5%)
・営業利益(調整後):0.88億ドル(予想:0.70億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):17.8億ドル(予想:17.7億ドル)
・FCF(調整後):0.28億ドル
(11-1月・第4四半期予想)
・売上高:4.62~4.67億ドル(予想:4.63億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):18.4~18.5億ドル(予想:18.4億ドル)
【企業概要】
ロボティックプロセスオートメーション(RPA)を実行する自動化プラットフォームを開発する。RPAの開発プラットフォームUiPath Studio、構築プロセスを実行するロボットUiPath Robots、ロボットの活動を追跡記録するUiPath Orchestratorを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
UiPath<PATH> 16.96(+2.10 +14.13%)
ロボット処理による自動化ソフトウエア開発のUiPath<PATH>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第4四半期のガイダンスも予想を上回る見通しを示している。
アナリストからは年ベース経常収益(ARR)に注目する声が相次いでいる。「決算で実行力の改善が確認された。ただし、サブスクの収入は予想を僅かに上回る程度で、持続性を注視する必要がある」と評価。「新規ARRの伸びは改善したものの、売上維持率(NRR)の低下は既存顧客での拡大ペースの鈍さを示している」とも指摘した。
別のアナリストは「今回もしっかりとした決算で、新規ARRが増加に転じたのは24年第3四半期以来。また、同社にとってGAAPベースで初の第3四半期の黒字となり、これは確かな実行力と企業によるAI・自動化戦略の加速が業績を押し上げた結果だ」と述べた。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.16ドル(予想:0.15ドル)
・売上高:4.11億ドル(予想:3.93億ドル)
サブスク:2.48億ドル(予想:2.44億ドル)
ライセンス:1.50億ドル(予想:1.38億ドル)
・粗利益率(調整後):85%(予想:84.5%)
・営業利益(調整後):0.88億ドル(予想:0.70億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):17.8億ドル(予想:17.7億ドル)
・FCF(調整後):0.28億ドル
(11-1月・第4四半期予想)
・売上高:4.62~4.67億ドル(予想:4.63億ドル)
・年ベース経常収益(ARR):18.4~18.5億ドル(予想:18.4億ドル)
【企業概要】
ロボティックプロセスオートメーション(RPA)を実行する自動化プラットフォームを開発する。RPAの開発プラットフォームUiPath Studio、構築プロセスを実行するロボットUiPath Robots、ロボットの活動を追跡記録するUiPath Orchestratorを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース