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    2025年12月3日 10時15分

    菊池製作がS高、フィジカルAIブームでロボット試作開発需要の拡大に期待膨らむ

     菊池製作所<3444>がストップ高の水準となる前営業日比80円高の436円に買われ、年初来高値を更新した。同社は先端企業の集積地である東京・多摩地域に本社を置き、福島県内の複数の工場をもとに製造業向けの試作・設計や金型製造を強みとしてドローンの製造やロボットの開発支援に事業を展開する。ファナック<6954>が1日、米エヌビディア<NVDA>とフィジカルAI領域での協業を発表したことなどを背景に、株式市場においてフィジカルAIが注目テーマとして浮上している。こうしたなかにあって、菊池製作に対してはAIが自律的に制御するロボットの試作ニーズが拡大するとの思惑が浮上。投資資金の流入を誘発する格好となった。

    出所:MINKABU PRESS