2025年11月26日 1時16分
米消費者信頼感指数、7カ月ぶりの大幅低下
*コンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)00:00
結果 88.7
予想 93.4 前回 95.5(94.6から修正)
この日発表の11月調査分の米消費者信頼感指数は、88.7と7カ月ぶりの大幅低下となった。労働市場と経済に対する懸念の強まりが背景にある。今後6カ月先の見通しを示す期待指数も63.2に低下し、4月以来の低水準となっている。現況指数は126.9と、過去1年余りの最低水準に落ち込んだ。
根強い物価高や労働市場の減速が米消費者のセンチメントを引き続き圧迫している。雇用が伸びているのはヘルスケアと娯楽・ホスピタリティーという、わずか2業種が中心で失業率は上昇。10月にはレイオフを発表する企業が増え、職に関する消費者の懸念が強まった。
コンファレンスボードのエコノミストは「景気に与える要因として消費者が指摘した項目は、引き続きインフレや関税、政治情勢が中心だった。米政府機関閉鎖への言及も増えた」と指摘している。連邦政府機関の一部閉鎖は11月中旬に解除された。
職探しが困難との回答の割合は小幅な低下に留まっていたものの、仕事が豊富にあるとの回答の割合もも低下。エコノミストが注目する双方の差は、パンデミック後の最低水準となった。向こう6カ月に自動車や大型家電、住宅を購入する予定だとの回答の割合はいずれも低下している。
株探ニュース
結果 88.7
予想 93.4 前回 95.5(94.6から修正)
この日発表の11月調査分の米消費者信頼感指数は、88.7と7カ月ぶりの大幅低下となった。労働市場と経済に対する懸念の強まりが背景にある。今後6カ月先の見通しを示す期待指数も63.2に低下し、4月以来の低水準となっている。現況指数は126.9と、過去1年余りの最低水準に落ち込んだ。
根強い物価高や労働市場の減速が米消費者のセンチメントを引き続き圧迫している。雇用が伸びているのはヘルスケアと娯楽・ホスピタリティーという、わずか2業種が中心で失業率は上昇。10月にはレイオフを発表する企業が増え、職に関する消費者の懸念が強まった。
コンファレンスボードのエコノミストは「景気に与える要因として消費者が指摘した項目は、引き続きインフレや関税、政治情勢が中心だった。米政府機関閉鎖への言及も増えた」と指摘している。連邦政府機関の一部閉鎖は11月中旬に解除された。
職探しが困難との回答の割合は小幅な低下に留まっていたものの、仕事が豊富にあるとの回答の割合もも低下。エコノミストが注目する双方の差は、パンデミック後の最低水準となった。向こう6カ月に自動車や大型家電、住宅を購入する予定だとの回答の割合はいずれも低下している。
株探ニュース