ＡＤＰがこの日発表した週次の雇用データによると、米企業は１１月１日までの４週間で週平均２５００人の雇用を削減した。これは、１０月下旬に労働市場の勢いが失速したことを示唆している。

　ＡＤＰが１１月５日に発表した月次のＡＤＰ雇用統計では、民間雇用は前月まで２カ月連続で減少した後、４万２０００人増加したことが示されていた。
　
　ＡＤＰの週次統計は、アマゾンやターゲットなど、今月中に人員削減を発表した複数大企業に続くもの。再就職支援会社チャレンジャー・グレイ＆クリスマス社の報告書によると、計画された解雇数は過去２０年で１０月としては最高水準となった。


株探ニュース