探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  ウォルマート下落 ファーナー氏を新CEOに選任=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2025年11月15日 1時53分

    ウォルマート下落 ファーナー氏を新CEOに選任=米国株個別

    (NY時間11:52)(日本時間01:52)
    ウォルマート<WMT> 101.23(-1.32 -1.28%)

     ウォルマート<WMT>が下落。同社は本日、経営陣の交代を発表し、生え抜きのファーナー氏を新CEOに選任した。就任は2026年2月1日付。また、ファーナー氏は本日付で同社の取締役会のメンバーにも選任された。

     会長のペナー氏は声明で「ファーナー氏は、ウォルマートを次の成長と変革の章へ導くにふさわしいリーダーだ。彼は時給制従業員として入社して以来、30年以上に渡り、当社の3つの事業セグメントすべてで多様なリーダー職を務めてきた。現場からグローバル戦略まで、ウォルマートの事業をあらゆる角度から理解しており、当社の価値観を体現しながら確実に成果を上げてきた」と述べている。

     一方、ファーナー氏は次のように述べた。「ウォルマートという、自分の人生と多くの人々の人生を形づくってきた会社を率いる機会をいただき、取締役会とウォルトン家の信頼に心から感謝している。革新とAIが推進力となる新たな小売の時代においても、われわれの使命と人を大切にする文化は道しるべであり続ける。顧客をより良く支え、従業員を支援し、地域社会を強化するための新たな方法を共に見つけて行く」と述べた。

     ファーナー氏は2019年からウォルマート米国事業の社長兼CEOを務め、同社最大の事業部門と4600を超える店舗を統括。

     1993年に時給制従業員として入社し、その後、マーチャンダイジング、オペレーション、調達の各分野でリーダー職を歴任。複数の国で勤務し、サムズ・クラブ米国事業の社長兼CEOも務めた。協調的なリーダーシップスタイルで知られ、これまで人材育成、デジタル革新、オペレーション効率の向上に力を注いできた。

     これまでのCEO交代と同様に、マクミロン氏が2026年6月まで取締役として残り、2027年度末までファーナー氏のアドバイザーを務める予定。

     同社は来週決算を発表予定。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース