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    2025年11月12日 3時08分

    バンカメ、明日に約15年ぶりとなる投資家説明会を予定=米国株個別

    (NY時間13:08)(日本時間03:08)
    バンカメ<BAC> 53.91(+0.49 +0.91%)

     バンカメ<BAC>は約15年ぶりとなる投資家向け説明会を明日に控えているが、今後の成長戦略の青写真を示すと見られている。同銀は明日ボストンで投資家イベントを実施する予定で、長年CEOを務めるモイニハン氏、新任共同社長のアサナシア氏とデマレ氏をはじめ、経営陣が登壇する。

     焦点はおそらく「成長」と「リターン」にある。同銀株は今年21%上昇しているが、同業のJPモルガン<JPM>の29%上昇には劣後している状況。その一因は、自己資本利益率(ROTCE:有形普通株主資本利益率)の差にある。

     モイニハンCEOは、この重要指標での格差を縮める方法を示す見通しで、今年14%のROTCEを2026年までに16-18%へ引き上げる目標を設定する可能性があると期待されている。JPモルガンの21%に近い水準。

     課題は容易ではないが、トップ銀行の中でも堅実な収益基盤とリスクの低いローン・ポートフォリオを持つ同銀には、十分に達成のチャンスがある。アナリストは「より高い成長・リターン・利益を期待している」と述べ、来年の1株利益を13%増4.35ドルと予想。その後は最大6ドルまで伸びると見ているという。

     「問題はできるかどうかではなく、いつ実現するかだ」とし、目標株価を従来の60ドルから62ドルに引き上げた。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース