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    2025年11月11日 23時58分

    ロケット・ラボ、決算受け上昇 売上高が予想上回る 打ち上げは再延期=米国株個別

    (NY時間09:56)(日本時間23:56)
    ロケット・ラボ<RKLB> 56.06(+4.16 +8.01%)

     ロケット開発のロケット・ラボ<RKLB>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回った一方、EBITDAの赤字は予想以上に膨らんだ。第4四半期の見通しでも予想以上の赤字を見込んだ一方、売上高見通しは予想を上回っている。

     一方、新型大型ロケット「ニュートロン」の初打ち上げを来年に延期すると発表したことを嫌気している。同社がマスク氏のスペースXと本格的に競合することを目指す中での後退となる。

     同社によると、ニュートロンは2026年の第1四半期に打ち上げサイトへ搬入され、その後、最終試験や関連作業の完了を経て初の打ち上げミッションを実施する予定だとしている。当初は2024年中の打ち上げを目指していたが、最近では年内の初打ち上げを目標としていた。

    (7-9月・第3四半期)
    ・1株損益(調整後):0.03ドルの赤字(予想:0.10ドルの赤字)
    ・売上高:1.55億ドル(予想:1.52億ドル)
    ・EBITDA(調整後):2675万ドルの赤字(予想:2254万ドルの赤字)

    (10-12月・第4四半期見通し)
    ・売上高:1.7~1.8億ドル(予想:1.72億ドル)
    ・粗利益率:37~39%
    ・EBITDA(調整後):2300~2900万ドルの赤字(予想:1440万ドルの赤字)

    【企業概要】
     米国内外の政府機関や防衛・航空宇宙の業界向けに、信頼性の高い打上げサービス・衛星製造・宇宙船部品・軌道上管理ソリューションを提供する。飛行実績のある宇宙船シリーズの小型軌道ロケットの設計・製造を手掛けるほか、コンステレーション展開用の大型ロケットであるニュートロンの開発も進める。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース