2025年11月11日 4時45分
バフェット氏、バークシャー株をファミリー財団に寄付 生前のうちに寄付ペースを加速=米国株個別
(NY時間14:44)(日本時間04:44)
バークシャー<BRK/B> 497.46(-1.61 -0.32%)
バークシャー<BRK/A> 745310.40(-3009.60 -0.40%)
バフェット氏は、バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>の持ち株13億ドル超を4つのファミリー財団に寄付すると発表した。生きているうちに寄付のペースを加速する意向を示している。
バフェット氏は年末でバークシャーのCEOを退任する予定で、これからは静かに過ごすと述べ、今後は年次報告書の執筆や株主総会での発言を行わない考えを示した。
バークシャーの発表によると、バフェット氏はクラスA株<BRK.A>1800株をクラスB株270万株に転換し、そのうち150万株を亡き妻の名を冠したスーザン・トンプソン・バフェット財団に、さらに40万株ずつを3人の子どもの財団に寄付する。
バフェット氏は2006年にゲイツ財団や子どもたちの財団への寄付を開始。その後、ゲイツ氏とメリンダ・フレンチ・ゲイツ氏と伴に「ギビング・プレッジ」を創設し、生前または死後に資産の大半を寄付することを誓約した。
昨年には、死後はゲイツ財団への寄付を行わず、子ども3人が新設の慈善信託を監督する方針を明らかにしている。
年末には後任のエイベル氏にCEO職を引き継ぐ見通し。バフェット氏の発表書簡や年次報告書は、長年に渡り投資哲学やユーモアにあふれた名文として投資家必読の書となってきた。
今回の書簡では、子どもたちが自身の遺産を完全に処分できるよう、生前寄付を加速すると説明。ただし、バークシャーの株主が自分と長年のパートナーであるマンガー氏と同様にグレック・エイベル氏に信頼を寄せるまでは、一定量のクラスA株を保有し続けると述べた。
バフェット氏は「その信頼が確立するまで長くはかからないだろう。私の子どもたちもバークシャーの取締役たちも、すでに全員グレッグを全面的に支持している」と記した。
また、同氏は今後も感謝祭の恒例メッセージで株主に語りかけるつもりだと述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
バークシャー<BRK/B> 497.46(-1.61 -0.32%)
バークシャー<BRK/A> 745310.40(-3009.60 -0.40%)
バフェット氏は、バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>の持ち株13億ドル超を4つのファミリー財団に寄付すると発表した。生きているうちに寄付のペースを加速する意向を示している。
バフェット氏は年末でバークシャーのCEOを退任する予定で、これからは静かに過ごすと述べ、今後は年次報告書の執筆や株主総会での発言を行わない考えを示した。
バークシャーの発表によると、バフェット氏はクラスA株<BRK.A>1800株をクラスB株270万株に転換し、そのうち150万株を亡き妻の名を冠したスーザン・トンプソン・バフェット財団に、さらに40万株ずつを3人の子どもの財団に寄付する。
バフェット氏は2006年にゲイツ財団や子どもたちの財団への寄付を開始。その後、ゲイツ氏とメリンダ・フレンチ・ゲイツ氏と伴に「ギビング・プレッジ」を創設し、生前または死後に資産の大半を寄付することを誓約した。
昨年には、死後はゲイツ財団への寄付を行わず、子ども3人が新設の慈善信託を監督する方針を明らかにしている。
年末には後任のエイベル氏にCEO職を引き継ぐ見通し。バフェット氏の発表書簡や年次報告書は、長年に渡り投資哲学やユーモアにあふれた名文として投資家必読の書となってきた。
今回の書簡では、子どもたちが自身の遺産を完全に処分できるよう、生前寄付を加速すると説明。ただし、バークシャーの株主が自分と長年のパートナーであるマンガー氏と同様にグレック・エイベル氏に信頼を寄せるまでは、一定量のクラスA株を保有し続けると述べた。
バフェット氏は「その信頼が確立するまで長くはかからないだろう。私の子どもたちもバークシャーの取締役たちも、すでに全員グレッグを全面的に支持している」と記した。
また、同氏は今後も感謝祭の恒例メッセージで株主に語りかけるつもりだと述べている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース