（NY時間14:29）（日本時間04:29）
パーカー・ハネフィン<PH>　839.45（-4.56　-0.54%）

　動力制御機器のパーカー・ハネフィン<PH>が、マディソン・インダストリーズ社から、ろ過・分離装置を手掛けるフィルトレーション社の買収で交渉中と伝わった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。買収規模は企業価値で約９０億ドルになる可能性があるという。早ければ今週中にも発表される可能性があるとしている。

　もし成立すれば、今回の取引はパーカー・ハネフィンにとって過去２番目の大型買収となる。フィルトレーションは２７カ国・１６５拠点で事業を展開し、産業用・自動車用・空調システム向けのフィルターを製造。

　マディソン・インダストリーズは産業関連分野を中心に幅広い企業へ投資している。

　パーカー・ハネフィン株は軟調。

【企業概要】
　世界の幅広い産業向けに、モーションおよび制御技術関連製品とシステムを製造・販売する。相互接続された技術を独自に組み合わせ、航空宇宙・防衛、産業機器、輸送、エネルギー、HVAC・冷凍冷蔵市場などにおいて、高度にエンジニアリングされたソリューションを提供するほか、アフターマーケットサポートを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース