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    2025年10月28日 23時20分

    ユナイテッドヘルスが決算 安定を取り戻しつつある兆候を示す ただ、株価は伸び悩む=米国株個別

    (NY時間10:17)(日本時間23:17)
    ユナイテッドヘルス<UNH> 367.66(+1.68 +0.46%)

     医療保険最大手のユナイテッドヘルス<UNH>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。保険料収入に対する医療費支払いの割合を示すメディカルケアレシオも予想よりも低かった。また、通期のガイダンスでは1株利益の見通しを上方修正している。

     同社は大規模な混乱を経て、ようやく安定を取り戻しつつある兆候を示した。かつては四半期ごとに予想を上回ることで知られていた同社だが、今回のガイダンスの再引き上げは投資家心理の転換点となる可能性がある。

     同社は声明で、「2026年に向けた持続的かつ加速的な成長を目指している」と述べた。医療費関連の重要指標も予想よりも良好だったとしつつ、依然コストは高水準にあるとも説明している。

     同社は年前半に歴史的な経営の混乱に見舞われた。ウィッティ前CEOが5月に突然辞任し、取締役会長で元CEOのヘムズリー氏が復帰。さらに、CFOを外部出身のデヴェイデット氏に交代させ、主要部門の幹部も次々と入れ替わった。

     同社は、特にメディケア事業で想定を上回るコスト上昇に直面し、まず業績見通しを引き下げ、その後は完全に撤回するという異例の事態に陥った。ヘムズリーCEOが7月に見通しを再提示した際も、市場の期待には届かなかった。さらに同社は、メディケア事業などを巡る連邦当局による民事・刑事調査にも直面し、これが株価の重しとなっていた。

     ただ、株価は買い先行で始まったものの、すぐに戻り売りに押され、一時下げに転じている。

    (7-9月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):2.92ドル(予想:2.83ドル)
    ・経常収益:1131.6億ドル 12%増(予想:1130.3億ドル)
      ユナイテッドヘルスケア:870.7億ドル(予想:867.2億ドル)
       オプタム:691.8億ドル(予想:675.2億ドル)
       オプタムRx:396.8億ドル(予想:383.1億ドル)
       オプタムヘルス:259.0億ドル(予想:252.6億ドル)
       オプタムインサイト:49.2億ドル(予想:49.6億ドル)
    ・メディカルケアレシオ:89.9%(予想:90.7%)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):16.25ドル以上(従来:16.00ドル以上)(予想:16.23ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース