2025年10月13日 23時11分
ペイパルが軟調 アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ=米国株個別
(NY時間10:10)(日本時間23:10)
ペイパル<PYPL> 69.43(-0.41 -0.59%)
本日のIT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでいるにもかかわらず、ペイパル<PYPL>は軟調。アナリストが同社株の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を70ドルとした。先週末終値と同水準。取引マージンに関する複数の課題があると指摘した。
具体的には、金利動向への懸念の継続、クレジット関連商品の再加速効果の一巡、傘下のブレイントゥリー社における価格改定効果の減少などを挙げている。
「ドイツでの取引動向の鈍化、米国での関税・免税関連の混乱、および他のデジタルウォレットとの競争激化により、同社のブランド決済の再加速は短期的には見通しが立ちにくい」と述べた。また、「オンライン決済市場における競争懸念が続く中で、バリュエーションの一段の引き下げが予想される」とも指摘している。
競争環境の厳しさと成長鈍化を理由に、同社株の割安感よりも収益へのモメンタム低下を重視する慎重姿勢に転じたようだ。決算が10月28日に予定されている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ペイパル<PYPL> 69.43(-0.41 -0.59%)
本日のIT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでいるにもかかわらず、ペイパル<PYPL>は軟調。アナリストが同社株の投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を70ドルとした。先週末終値と同水準。取引マージンに関する複数の課題があると指摘した。
具体的には、金利動向への懸念の継続、クレジット関連商品の再加速効果の一巡、傘下のブレイントゥリー社における価格改定効果の減少などを挙げている。
「ドイツでの取引動向の鈍化、米国での関税・免税関連の混乱、および他のデジタルウォレットとの競争激化により、同社のブランド決済の再加速は短期的には見通しが立ちにくい」と述べた。また、「オンライン決済市場における競争懸念が続く中で、バリュエーションの一段の引き下げが予想される」とも指摘している。
競争環境の厳しさと成長鈍化を理由に、同社株の割安感よりも収益へのモメンタム低下を重視する慎重姿勢に転じたようだ。決算が10月28日に予定されている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース