（NY時間10:55）（日本時間23:55）
アルファベットC<GOOG>　247.48（+0.91　+0.37%）
アルファベットA<GOOGL>　246.82（+1.03　+0.42%）
メタ<META>　742.44（-6.47　-0.86%）

　メタ<META>の社員が、自社の広告事業を強化するためにグーグル・クラウドのＡＩモデルを活用する可能性について、グーグル側と協議していると前日引け後に伝わった。インフォメーションが関係者の話として伝えた。

　協議はメタが自社のＡＩ開発でつまずいている現状を受け、少なくとも自社チームがモデル改善を進める間の暫定措置として他社の技術活用を検討している最新の兆候だという。

　関係者によると、メタの社員はグーグルのジェミニやオープンソースのジェンマモデルを広告データでファインチューニングすることを提案しているという。別の関係者によると、メタはジェミニモデルを活用して広告内容を理解・要約し、広告推薦システムの入力に利用することを模索しているという。この推薦システムは広告を適切なターゲット層に届けることを目的としている。

　ただ、株価は小幅な動きに留まっている。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース