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    2025年9月16日 2時24分

    「できるから利下げ」と「下げざるを得ない利下げ」

     ストラテジストは、FRBが利下げを再開すると米株式市場は短期的に不安定な動きを見せる可能性があると指摘している。1970年まで遡ってデータを分析。利下げサイクル入り直後は株価が調整する傾向がある一方、長期的なパフォーマンスには一貫性が見られないという。「FRBが利下げを始めると、いずれの場合も短期的には株が荒い値動きになる」と述べている。

     過去のデータでは、S&P500は利下げサイクル開始後30日間で平均1.3%下落し、ナスダック100は平均1.8%下落しているという。同ストラテジストは過去の利下げの種類を「できるから利下げ」と「下げざるを得ない利下げ」の2つに分類。これが12カ月後の株式リターンの差につながると指摘した。

    ◆できるから利下げ
     景気後退など深刻な経済悪化を伴わずに借入コストを下げるケース。この場合、株式の12カ月リターンは堅調と表現。今回のサイクルはこのケースに当たると見ている。

    ◆下げざるを得ない利下げ
     不況や類似の経済危機に対応するケース。この場合は株式の12カ月リターンは低調に留まる傾向にある。

     その上で同ストラテジストは、S&P500は2026年末に7750ポイントに達する見通しを維持。これは金曜日の終値から17%超の上昇余地を示す。今後は通信サービス、IT、一般消費財のAI関連セクターが市場を牽引すると予想しているという。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース