市場は依然として、来週のＦＯＭＣでの利下げ幅について、０．５０％ポイントの可能性を低く見積もっており、短期金融市場では確率が１０％以下に留まっている。

　来週のＦＯＭＣでは大幅利下げまではないとの見方が濃厚だが、アナリストからは、労働市場が今後数週間に渡ってマイナスのシグナルを続ける場合、ＦＲＢが年内により大胆な行動に傾く可能性はあるとの見方も出ている。

　ただ、ＦＲＢの現在のスタンスは極めて慎重に見えることから、ＦＯＭＣでの追加利下げの可能性は残しつつも、小幅な措置に留まる可能性の方が高いとも付け加えた。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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