2025年9月6日 2時43分
ベッセント財務長官、金融政策含むFRBの調査を要求
ベッセント財務長官は「FRBは責務から逸脱することで自らの独立性を脅かしている」と批判した。金融政策を含めてFRBに対する独立した調査を行うよう求めている。
長官はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のコラムで「独立性の核を成すのは、信頼性と政治的な正当性だ」と主張。「いずれもFRBが自らの責務を超えて行動することによって、危機にさらされている」と述べた。
ベッセント財務長官が常々主張してきたFRBによる金融政策の機能強化型実験への批判をコラムで展開。中でも2007ー09年の金融危機対応としてFRBが実施した量的緩和(QE)は、過剰な刺激を経済に与えたと指摘。さらには銀行システムに対し行き過ぎた規制を敷いたとも述べた。
「量的緩和のような非常手段は真の緊急時に限り、連邦政府全体との連携のもとで行われるべきだ」とも述べている。
今回のコラムはこれまでの要求からさらに広げて「金融政策や規制、意思伝達、人員、研究を含む組織全体に対する誠実で独立した、党派を越えた調査が必要だ」としている。
株探ニュース
長官はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のコラムで「独立性の核を成すのは、信頼性と政治的な正当性だ」と主張。「いずれもFRBが自らの責務を超えて行動することによって、危機にさらされている」と述べた。
ベッセント財務長官が常々主張してきたFRBによる金融政策の機能強化型実験への批判をコラムで展開。中でも2007ー09年の金融危機対応としてFRBが実施した量的緩和(QE)は、過剰な刺激を経済に与えたと指摘。さらには銀行システムに対し行き過ぎた規制を敷いたとも述べた。
「量的緩和のような非常手段は真の緊急時に限り、連邦政府全体との連携のもとで行われるべきだ」とも述べている。
今回のコラムはこれまでの要求からさらに広げて「金融政策や規制、意思伝達、人員、研究を含む組織全体に対する誠実で独立した、党派を越えた調査が必要だ」としている。
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