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    2025年9月4日 22時43分

    セールスフォース、好決算も下落 AIの新興企業との競争激化への懸念強まる=米国株個別

    (NY時間09:43)(日本時間22:43)
    セールスフォース<CRM> 236.13(-20.32 -7.92%)

     セールスフォース<CRM>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正していた。

     ただ、株価冴えない反応。第3四半期の売上高見通しが冴えない内容だったことが嫌気されている模様。売上高見通しがやや予想に届かなかったことで、AIの新興企業との競争激化への懸念が強まった。残存履行義務も10%強の増加を見込んでいるが、予想と一致した点も物足りなかったようだ。

     投資家の間では、既存のソフトウェア大手がAIベンダーに押されるのではないかとの不安が強まっている。特に同社のようにユーザー数ベースで料金を取るアプリ開発企業は、AIが一部業務を代替し、顧客企業の人員削減を促すのではないかという見方から、懐疑的な視線が注がれている。

     ただ、アナリストは「見通しについては、企業のIT支出の弱さを踏まえると妥当なものに見える。マーケティング&コマース部門を除けば、他のほとんどの事業部門で第2四半期と比べて売上高の伸びが改善しており、経済環境が悪化していないことを示唆する心強い兆候だ」と評価している。

    (5-7月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):2.91ドル(予想:2.78ドル)
    ・売上高:102.4億ドル 9.8%増(予想:101.4億ドル)
      サブスク&サポート:96.9億ドル 11%増(予想:95.9億ドル)
      営業:22.7億ドル(予想:22.4億ドル)
      サービス:24.6億ドル(予想:24.2億ドル)
      プロフェッショナルサービス&その他:5.46億ドル 2.7%減(予想:5.42億ドル)
    ・営業利益(調整後):35.1億ドル(予想:34.3億ドル)
    ・営業利益率(調整後):34.3%(予想:33.8%)
    ・前受収益(期末):165.6億ドル(予想:168.3億ドル)
    ・残存履行義務:599億ドル(予想:594.5億ドル)
      進行中の残存履行義務:294億ドル(予想:291.6億ドル)
      非進行中の残存履行義務:305億ドル(予想:302.5億ドル)
    ・FCF:6.05億ドル(予想:8.58億ドル)

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.84~2.86ドル(予想:2.84ドル)
    ・売上高:102.4~102.9億ドル(予想:102.9億ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・売上高:411~413億ドル(従来:410~413億ドル)(予想:412億ドル)
    ・1株利益(調整後):11.33~11.37ドル(従来:11.27~11.33ドル)(予想:11.31ドル)
    ・営業利益率(調整後):34.1%(従来:34.0%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース