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    2025年8月8日 4時13分

    米労働生産性、FRBの利下げ観測を後押し

    *米非農業部門労働生産性(第2四半期・速報値) 21:30
    結果 2.4%
    予想 2.0% 前回 -1.8%(-1.5%から修正)(前期比年率)
    *単位労働コスト(第2四半期・速報値)
    結果 1.6%
    予想 1.5% 前回 6.9%(6.6%から修正)(前期比年率)

     本日は第2四半期の米労働生産性(非農業部門)の速報値が発表になっていたが、前期比年率換算で2.4%拡大し、第1四半期の1.8%縮小から改善した。これを受けてエコノミストからは「インフレの状況はFRBが利下げを見送るほど深刻ではない」との指摘が出ている。単位労働コストの伸びは6.9%から1.6%に鈍化。

     これらのデータは、関税に起因する物価水準の上昇は一時的なものであり、持続的なインフレには繋がらないという見方を裏付けている。同エコノミストは2026年にインフレは鈍化すると予想している。労働市場の冷え込みと合わせて考えると、FRBによる追加利下げと整合的だとも述べた。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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