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    2025年8月5日 4時26分

    アルファベット、クラウドストライク株を完全に売却 株価への影響はなし=米国株個別

    (NY時間15:25)(日本時間04:25)
    クラウドストライク<CRWD> 456.07(+9.41 +2.11%)
    アルファベットC<GOOG> 195.29(+5.34 +2.81%)
    アルファベットA<GOOGL> 194.44(+5.31 +2.81%)

     アルファベット<GOOG><GOOGL>は第2四半期に、保有していたサイバーセキュリティのクラウドストライク<CRWD>の株式を全て売却した。アルファベット傘下の独立系成長ファンド、キャピタルGが証券取引委員会(SEC)に提出した文書で明らかにした。第2四半期に保有していたクラウドストライク株7万4230株をすべて売却。

     キャピタルGは声明で「クラウドストライクはクラウドセキュリティ分野の先駆者で、非常に優れた企業だ。われわれは2015年にシリーズCラウンドで主導的な出資を行い、その後も継続して投資してきた。創業者でCEOのカーツ氏と、同社の卓越したリーダーシップに対する強い信頼はいまも変わらない」と述べている。

     キャピタルGはすでに第1四半期に35万3665株を売却し、3月末時点で7万4230株まで保有を減らしていた。

     なお、クラウドストライクは昨年7月に発生した障害により、全世界で数百万台のパソコンが機能停止するという事態を引き起こした。この障害は、同社が使用する品質管理ツールのバグにより、マイクロソフト<MSFT>のウィンドウズを搭載した端末に重大な不具合が配信されたことが原因。

     しかし今年に入り、クラウドストライクの株価は大きく回復。上半期には49%上昇し、S&P500の5.5%高を大きくアウトパフォームしている。一方、第3四半期に入ってからは12%下落している。

     なお、本日の株価への影響はなし。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース