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    2025年7月31日 4時16分

    パウエル会見で早期利下げ期待が後退 株安・ドル高の反応

     先ほどから行われているパウエル議長のFOMC後の会見を受けて、早期利下げ期待は後退しており、株安・ドル高の反応が見られている。

     議長は「現在見られているのは、関税によるインフレの非常に初期の段階。経済は当面、緩やかな金融引き締めを必要としている」などと述べ、追加利下げに慎重な姿勢を滲ませている。

     トランプ大統領は「FRBは9月に利下げすると聞いている」とFOMC直前に述べていたが、議長は「次回会合までにデータが明確になるかどうかは非常に難しい」と9月利下げに消極的な見解を暗示している。

     短期金融市場では年内2回の利下げを織り込めず、9月利下げは半分以下の確率、10月利下げも完全には織り込めない状況となっている。

     ダウ平均は一時370ドル安まで下げ幅を拡大したほか、ドル円は149.40円付近まで一時上昇した。

    NY株式30日(NY時間15:15)(日本時間04:15)
    ダウ平均   44384.76(-248.23 -0.56%)
    ナスダック   21091.09(-7.20 -0.03%)
    CME日経平均先物 40560(大証終比:-100 -0.25%)

    USD/JPY 149.25 EUR/USD 1.1432 GBP/USD 1.3246

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース