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    2025年7月25日 22時47分

    インテル、決算受け下落 売上高は好調も1株損益が予想外の赤字=米国株個別

    (NY時間09:44)(日本時間22:44)
    インテル<INTC> 20.67(-1.96 -8.64%)

     インテル<INTC>が下落。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益が予想外の赤字となった。メーカー各社が関税発動前に在庫を積み増す動きなどを背景にPC業界が回復基調にあり同社の追い風となっている。

     タンCEOの発言も嫌気されている模様で、技術の優位性回復よりもコスト削減が重視されているとの懸念が広がった。同CEOは「一部の工場プロジェクトを中止し、今後の支出により手堅い姿勢で臨む」と表明。ゲルシンガー前CEOの下で開始された投資について、過剰で適切でなかったとの考えを示した。

     タンCEOは競争力をいかに取り戻すかについて明確なビジョンを示せなかった。前CEOは半導体製造を受託するファウンドリーに同社を転換する大胆な計画に乗り出し、その中核が、「14A」と呼ばれるより高度な製造技術への移行だった。だが、タンCEOはこの技術導入が暫定的に留まる見通しを示唆している。「14Aの大規模な生産体制整備は十分な顧客確保を確信した場合に限られる」と述べた。

     アナリストからは「14Aに投資する顧客が現れなければ、そこから手を引くかもしれないという考え方自体が問題だ」との指摘が出ていた。また、別のアナリストからは、「売上高については上振れとガイダンス引き上げがあった一方、利益の実績および見通しは予想を下回った。タンCEOはわれわれが期待していたほどの成果を出せていないように見える」とのコメントも出ている。

     同社はまた、人員削減や、既に休止していたドイツとポーランドでのプロジェクト中止、米オハイオ州で予定されている新工場も建設のペースを緩める方針を明らかにした。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株損益(調整後):-0.10ドル(予想:+0.01ドル)
    ・売上高:128.6億ドル 0.2%増(予想:118.8億ドル)
      インテル製品:118.1億ドル(予想:109.5億ドル)
      クライアント・コンピューティング:78.7億ドル(予想:72.9億ドル)
      データセンター&AI:39.4億ドル(予想:37.3億ドル)
      インテルファウンドリ:44.2億ドル(予想:43.9億ドル)
      その他:10.5億ドル(予想:9.37億ドル)
    ・粗利益率(調整後):29.7%(予想:36.6%)
    ・営業損益(調整後):5.03億ドルの赤字(予想:9.55億ドルの黒字)
    ・営業利益率(調整後):-3.9%(予想:+0.9%)

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・売上高:126~136億ドル(予想:126.4億ドル)
    ・1株利益(調整後):0ドル(予想:0.04ドル)
    ・粗利益率(調整後):36.0%(予想:37.3%)

    (通期見通し)
    ・営業費用(調整後):約170億ドルを維持(予想:169.8億ドル)
    ・設備投資:180億ドルを維持(予想:181.3億ドル)
    ・ネット設備投資:80~110億ドルを維持

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース