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    2025年7月21日 23時13分

    マイクロソフトのサーバーソフトウエア、ハッカー攻撃の標的に 株価には影響なし=米国株個別

    (NY時間10:12)(日本時間23:12)
    マイクロソフト<MSFT> 511.24(+1.19 +0.23%)

     マイクロソフト<MSFT>は、同社の文書管理ソフトウエア「シェアポイント」の利用者がハッカー攻撃の標的になっていると警告した。セキュリティー専門家は世界的に大規模な情報漏えいが発生する可能性があると警鐘を鳴らしている。

     米国土安全保障省のサイバー・インフラ安全局(CISA)が20日明らかにしたところによると、シェアポイントに脆弱性が見られ、ハッカーによるファイルシステムへのアクセスやコードの実行が可能な状態だった。

     マイクロソフトは先週末、オンプレミス(自社運用)サーバーを狙った進行中の攻撃を軽減するため、シェアポイントサーバー向けに新たなセキュリティーパッチをリリースした。これ以外のセキュリティー問題に対応するパッチのリリースにも取り組んでいるという。

     サイバーセキュリティー各社は、今回の問題はあらゆる組織に影響を及ぼす恐れがあると警戒感を示している。文書保管や共有のために何かしらの形でシェアポイントを利用する企業は多い。マイクロソフトによれば、ハッカーが今回特に狙っているのは、オンプレミスのネットワークでシェアポイントを運用している顧客だ。これにより影響範囲は一部顧客に限られる可能性がある。

     いまのところ株価には影響が出ていない。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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