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    2025年7月21日 22時59分

    サレプタが続落 FDAが遺伝子治療薬「エレビディス」の出荷全面停止を求める=米国株個別

    (NY時間09:59)(日本時間22:59)
    サレプタ<SRPT> 13.39(-0.69 -4.90%)

     バイオ医薬品がサレプタ・セラピューティックス<SRPT>が続落。先週末に急落していた。FDAが同社に対し、遺伝子治療薬「エレビディス」の出荷全面停止を求めたが、会社側が拒否したことを明らかにしている。同社の遺伝子治療薬を巡っては3件の死亡例が報告された。

     エレビディスを投与された10代の患者2人が最近、急性肝不全で死亡。いずれもデュシェンヌ型筋ジストロフィーの患者で、筋力低下によって歩行できなかった。また同社は18日、肢帯型筋ジストロフィーの遺伝子治療で初期段階の臨床試験に参加していた51歳の患者も先月、急性肝不全で死亡したと明らかにした。

     FDAの声明によると、同社と会合を持ち、自主的な全面出荷停止を求めたが、同社はこれを拒否したという。

    【企業概要】
     希少疾患に対するRNA標的治療薬と遺伝子治療法を開発・提供するバイオ医薬品会社。独自の技術を活用し、パートナーとの提携を通じて、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療薬を開発・販売するほか、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィーや筋強直性ジストロフィー1型などに対する治療候補薬の開発に取り組む。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース