ＥＵは、米国との貿易交渉を続行する間、マスク氏率いるＸに対するデジタルサービス法（ＤＳＡ）に基づく調査を先延ばしにしている。英ＦＴ紙が関係者の話として伝えた。

　報道によると、欧州委員会は夏季休会入りまでに調査を完了できない見通し。米国との貿易交渉の結果がさらに明確になってから判断を出す可能性が高い。

　ＸはＦＴに「デジタルサービス法を順守するためにわれわれが実施した包括的な作業に対する欧州委の評価と、同法の範囲についての欧州委の解釈には同意できない」と伝えた。
　一方、欧州委はデジタルサービス法に基づくＸの調査を進めているとし、ＥＵ法執行は現在進められている交渉とは無関係だと述べた。


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