2025年7月16日 22時46分
ゴールドマンが決算 株式トレーディング部門が過去最高 株価の反応は鈍い=米国株個別
(NY時間09:45)(日本時間22:45)
ゴールドマン<GS> 700.26(-2.25 -0.32%)
ゴールドマン<GS>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、トレーディング収入が予想を上回った。株式トレーディング部門は過去最高の収入を記録。トランプ政権の貿易戦争による市場のボラティリティの高まりが追い風となり、2四半期連続の記録更新となった。
投資銀行部門も予想を上回った。M&Aのディールメイキングのアドバイザリー収入が好調だった。
ソロモンCEOは声明で「現時点で経済と市場は政策環境の変化に概ね前向きに反応している。ただし、事態は必ずしも一直線には進まないため、リスク管理に引き続き注力している」と述べた。また、「第2四半期の売上高は前年同期を上回り、特にグローバル・バンキング&マーケッツ部門の大幅な増収が、やや低調だった資産・ウェルスマネジメント部門の結果を補った」とも述べている。
ただ、株価の反応は限定的で小幅安での推移となっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:10.91ドル(予想:9.76ドル)
・経常収益:145.8億ドル 15%増(予想:135.3億ドル)
グローバル・バンキング&マーケッツ:101.2億ドル(予想:90.3億ドル)
FICCトレーディング:34.7億ドル(予想:32.6億ドル)
株式トレーディング:43.0億ドル(予想:37.2億ドル)
投資銀行:21.9億ドル(予想:18.0億ドル)
アドバイザリー:11.7億ドル(予想:8.53億ドル)
株式引受:4.28億ドル(予想:3.85億ドル)
債券引受:5.89億ドル(予想:5.93億ドル)
・純受取利息(NII):31.0億ドル(予想:24.3億ドル)
・貸倒引当金:3.84億ドル(予想:3.93億ドル)
・総預金:4660億ドル
・年換算ROE:12.8%(予想:11.3%)
・有形株主持分利益率(ROTCE):13.6%(予想:12%)
・標準化CET1比率:14.5%(予想:14.7%)
・1株当たり簿価:349.74ドル(前年同期:327.13ドル)
・運用資産残高(AUM):3.29兆ドル 12%増(予想:3.22兆ドル)
・貸付金:2170億ドル(予想:2110.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ゴールドマン<GS> 700.26(-2.25 -0.32%)
ゴールドマン<GS>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、トレーディング収入が予想を上回った。株式トレーディング部門は過去最高の収入を記録。トランプ政権の貿易戦争による市場のボラティリティの高まりが追い風となり、2四半期連続の記録更新となった。
投資銀行部門も予想を上回った。M&Aのディールメイキングのアドバイザリー収入が好調だった。
ソロモンCEOは声明で「現時点で経済と市場は政策環境の変化に概ね前向きに反応している。ただし、事態は必ずしも一直線には進まないため、リスク管理に引き続き注力している」と述べた。また、「第2四半期の売上高は前年同期を上回り、特にグローバル・バンキング&マーケッツ部門の大幅な増収が、やや低調だった資産・ウェルスマネジメント部門の結果を補った」とも述べている。
ただ、株価の反応は限定的で小幅安での推移となっている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益:10.91ドル(予想:9.76ドル)
・経常収益:145.8億ドル 15%増(予想:135.3億ドル)
グローバル・バンキング&マーケッツ:101.2億ドル(予想:90.3億ドル)
FICCトレーディング:34.7億ドル(予想:32.6億ドル)
株式トレーディング:43.0億ドル(予想:37.2億ドル)
投資銀行:21.9億ドル(予想:18.0億ドル)
アドバイザリー:11.7億ドル(予想:8.53億ドル)
株式引受:4.28億ドル(予想:3.85億ドル)
債券引受:5.89億ドル(予想:5.93億ドル)
・純受取利息(NII):31.0億ドル(予想:24.3億ドル)
・貸倒引当金:3.84億ドル(予想:3.93億ドル)
・総預金:4660億ドル
・年換算ROE:12.8%(予想:11.3%)
・有形株主持分利益率(ROTCE):13.6%(予想:12%)
・標準化CET1比率:14.5%(予想:14.7%)
・1株当たり簿価:349.74ドル(前年同期:327.13ドル)
・運用資産残高(AUM):3.29兆ドル 12%増(予想:3.22兆ドル)
・貸付金:2170億ドル(予想:2110.9億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース