トランプ大統領は次期ＦＲＢ議長にハセット米国家経済会議（ＮＥＣ）委員長とウォーシュ元ＦＲＢ理事を検討していると報じられている。ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が伝えた。大統領は、次期ＦＲＢ議長候補として「ケビン」という名前の２人の人物を検討しているという。両者ともファーストネームは「ケビン」。

　ハセット氏は直近でトランプ大統領と２度面談し、ＦＲＢ議長職について協議したとも伝えている。一方、ウォーシュ氏については、ゼロ金利政策や量的緩和（ＱＥ）に反対してきた過去の経緯から、トランプ大統領の側近の一部から懸念を抱かれているという。

　トランプ大統領はこれまでにも何度か、パウエルＦＲＢ議長の後任を近く指名する意向を示しており、最近では最終候補は「３－４人に絞られている」と述べた。ただ、具体的な名前は挙げていない。

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