（NY時間09:01）（日本時間22:01）
NY原油先物7 月限（WTI）
1バレル＝75.37（+3.60　+5.02%）

　このところの原油相場の急騰の要因となっている地政学的リスクは、数カ月ではなく数週間程度で終わる可能性が高いとの指摘が出ている。イスラエルとイランを巡る状況は流動的だが、これまでに起きていないことを検討することも重要だという。

　ペルシャ湾周辺の輸出関連のエネルギーインフラは無傷のままで、米国や他の同盟国はまだ紛争に巻き込まれていない。状況を考慮すると軍事行動は慎重に検討されているようで、これまでのところエスカレーションが起きていないことが、原油価格の反応が意外に冷静である背景を説明しているという。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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