2025年6月18日 21時20分
タカ派なFOMCなら、市場に動揺をもたらす可能性
本日の注目は現地時間午後のFOMCの結果発表だが、政策金利は据え置きが確実視されている。今回はFRBの経済見通しやFOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)も公表され、そちらに焦点が集まりそうだ。
ストラテジストは、これが市場を動かす可能性があると指摘している。ドット・プロットは年内の利下げ回数を3月時点の2回から1回に減らすと見られている。ただ、市場が2回近い利下げを織り込んでいることを考えると、声明やパウエル議長の会見を含めて、予想以上にタカ派なFOMCであれば、市場に動揺を招く可能性があるという。
FRBは利下げに徐々に慎重姿勢を強めており、大半の委員にとって、インフレが最重要課題であり続けている。政策の不確実性が続いていることも踏まえると、FRBが金利見通しを軟化させる可能性は低い。
7月以降、年内のFOMCはあと4回しか残っていない。そのことを考えると、年内に積極的な利下げを行う時間的余裕はFRBには無さそうだとも付け加えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ストラテジストは、これが市場を動かす可能性があると指摘している。ドット・プロットは年内の利下げ回数を3月時点の2回から1回に減らすと見られている。ただ、市場が2回近い利下げを織り込んでいることを考えると、声明やパウエル議長の会見を含めて、予想以上にタカ派なFOMCであれば、市場に動揺を招く可能性があるという。
FRBは利下げに徐々に慎重姿勢を強めており、大半の委員にとって、インフレが最重要課題であり続けている。政策の不確実性が続いていることも踏まえると、FRBが金利見通しを軟化させる可能性は低い。
7月以降、年内のFOMCはあと4回しか残っていない。そのことを考えると、年内に積極的な利下げを行う時間的余裕はFRBには無さそうだとも付け加えている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース