2025年6月10日 23時22分
JMスマッカーが決算受け大幅安 コーヒー事業に対する関税が重石に=米国株個別
(NY時間10:20)(日本時間23:20)
JMスマッカー<SJM> 96.91(-14.94 -13.36%)
加工食品のJMスマッカー<SJM>が大幅安。取引開始前に2-4月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想をやや下回った。同社は、コーヒー事業に対する関税が今会計年度の利益に重くのしかかると説明。これは、同社にとって厳しい状況が続いていることを示す。
同社は、通期の1株利益を最大9.50ドルと見込んでいるが、コーヒー価格の上昇と関税の影響により、その見通しは約1ドル下方修正されたと説明した。
売上高は、2023年11月に買収したホステス社の影響を受けて圧迫。「トゥインキー」などのスイーツを製造するホステスは、消費者の支出抑制により期待を下回る業績となった。一方、人気の冷凍サンドイッチ「アンクラスタブルズ」の継続的な成長が、同社の業績を支えている。
(2-4月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.31ドル(予想:2.24ドル)
・売上高:21.4億ドル 2.8%減(予想:21.8億ドル)
・米国リテールコーヒー:7.39億ドル
・米国リテールペットフード:3.96億ドル
・米国リテール消費者向け食品:4.50億ドル
・海外および業務用:3.09億ドル
・営業利益(調整後):4.22億ドル
・FCF:2.99億ドル 0.5%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.50~9.50ドル
・売上高:2~4%増
・FCF:8.75億ドル
【企業概要】
自社ブランドの食料品・飲料を製造し、米国・カナダなどで販売する。コーヒー、ピーナッツバター、フルーツスプレッド、甘い焼き菓子やその他様々な商品を、食料品店・量販店・コンビニエンスストア・eコマースなどを通じて販売する。犬用スナックや猫用フードも取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
JMスマッカー<SJM> 96.91(-14.94 -13.36%)
加工食品のJMスマッカー<SJM>が大幅安。取引開始前に2-4月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想をやや下回った。同社は、コーヒー事業に対する関税が今会計年度の利益に重くのしかかると説明。これは、同社にとって厳しい状況が続いていることを示す。
同社は、通期の1株利益を最大9.50ドルと見込んでいるが、コーヒー価格の上昇と関税の影響により、その見通しは約1ドル下方修正されたと説明した。
売上高は、2023年11月に買収したホステス社の影響を受けて圧迫。「トゥインキー」などのスイーツを製造するホステスは、消費者の支出抑制により期待を下回る業績となった。一方、人気の冷凍サンドイッチ「アンクラスタブルズ」の継続的な成長が、同社の業績を支えている。
(2-4月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.31ドル(予想:2.24ドル)
・売上高:21.4億ドル 2.8%減(予想:21.8億ドル)
・米国リテールコーヒー:7.39億ドル
・米国リテールペットフード:3.96億ドル
・米国リテール消費者向け食品:4.50億ドル
・海外および業務用:3.09億ドル
・営業利益(調整後):4.22億ドル
・FCF:2.99億ドル 0.5%増
(通期見通し)
・1株利益(調整後):8.50~9.50ドル
・売上高:2~4%増
・FCF:8.75億ドル
【企業概要】
自社ブランドの食料品・飲料を製造し、米国・カナダなどで販売する。コーヒー、ピーナッツバター、フルーツスプレッド、甘い焼き菓子やその他様々な商品を、食料品店・量販店・コンビニエンスストア・eコマースなどを通じて販売する。犬用スナックや猫用フードも取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース