（NY時間10:28）（日本時間23:28）
アサナ<ASAN>　15.83（-3.17　-16.68%）

　作業管理ソフトウェアのアサナ<ASAN>が大幅安。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。底堅い決算で、発表後に株価は時間外でポジティブな反応を示したものの、その後に下げに転じている。

　アナリストから慎重な見方が示されている。「主要な業績指標の低迷が続いており、今後も市場シェアの低下が続く可能性がある。売上維持率の低下と顧客獲得の鈍化も同社の慎重な見通しを裏付けている」とコメントした。別のアナリストからは、今後の成長性への懸念も指摘されている。

（２－４月・第１四半期）
・１株利益（調整後）：0.05ドル（予想：0.02ドル）
・売上高：1.87億ドル　8.6％増（予想：1.86億ドル）

【企業概要】
　企業向けに、作業を一元管理する作業管理ソフトウェア・プラットフォームを提供する。AI を活用した安全でスケーラブルなプラットフォームで、製品のリリースや従業員のオンボーディング、リソース計画、会社全体の戦略的イニシアチブの追跡などの複雑な運用ワークフローを自動化する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース