2025年6月3日 22時46分
ダラー・ゼネラルが決算受け大幅高 通期見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間09:43)(日本時間22:43)
ダラー・ゼネラル<DG> 110.17(+13.00 +13.37%)
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が大幅高。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期見通しを上方修正した。
見通しには、第1四半期の好業績と関税の不透明感を反映させたとしている。関税のコスト影響については現行水準の下で相当部分を吸収できるとの前提だが、顧客の支出には価格上昇の影響が出る可能性を織り込んでいるとしている。なお、取締役会は1株0.59ドルの四半期配当を決定。
バソスCEOは声明で「低所得層の顧客がインフレの影響で生活必需品の購入を控えている」と警鐘を鳴らした。
同社は中国からの輸入品への依存度が高く、トランプ政権による関税の影響を受けやすいとされる。それでも、売上は堅調に推移しており、今後600店舗近い新規出店を計画中だという。
経済低迷時には節約志向の消費者が増えるため、バリュー系の小売は業績が比較的安定する傾向がある。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.4%増(予想:1.2%増)
・1株利益:1.78ドル(予想:1.47ドル)
・売上高:104.4億ドル 5.3%増(予想:102.8億ドル)
・粗利益率:31.0%(予想:30.4%)
・営業利益:5.76億ドル(予想:4.89億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:1.5~2.5%増(従来:1.2~2.2%増)(予想:1.8%増)
・1株利益:約5.20~5.80ドル(従来:約5.10~5.80ドル)(予想:5.61ドル)
・売上高:3.7~4.7%増(従来:約3.4~4.4%増)
・資本支出:13.0~14.0億ドルを維持(予想:13.8億ドル)
【企業概要】
米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダラー・ゼネラル<DG> 110.17(+13.00 +13.37%)
ディスカウントストアのダラー・ゼネラル<DG>が大幅高。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期見通しを上方修正した。
見通しには、第1四半期の好業績と関税の不透明感を反映させたとしている。関税のコスト影響については現行水準の下で相当部分を吸収できるとの前提だが、顧客の支出には価格上昇の影響が出る可能性を織り込んでいるとしている。なお、取締役会は1株0.59ドルの四半期配当を決定。
バソスCEOは声明で「低所得層の顧客がインフレの影響で生活必需品の購入を控えている」と警鐘を鳴らした。
同社は中国からの輸入品への依存度が高く、トランプ政権による関税の影響を受けやすいとされる。それでも、売上は堅調に推移しており、今後600店舗近い新規出店を計画中だという。
経済低迷時には節約志向の消費者が増えるため、バリュー系の小売は業績が比較的安定する傾向がある。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.4%増(予想:1.2%増)
・1株利益:1.78ドル(予想:1.47ドル)
・売上高:104.4億ドル 5.3%増(予想:102.8億ドル)
・粗利益率:31.0%(予想:30.4%)
・営業利益:5.76億ドル(予想:4.89億ドル)
(通期見通し)
・既存店売上高:1.5~2.5%増(従来:1.2~2.2%増)(予想:1.8%増)
・1株利益:約5.20~5.80ドル(従来:約5.10~5.80ドル)(予想:5.61ドル)
・売上高:3.7~4.7%増(従来:約3.4~4.4%増)
・資本支出:13.0~14.0億ドルを維持(予想:13.8億ドル)
【企業概要】
米国において消耗品、季節商品、家庭用品、アパレルなど様々な商品を提供しているディスカウントの小売ストアチェーン。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース