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    2025年6月3日 22時42分

    シグネットが決算受け上昇 通期の見通しを上方修正=米国株個別

    (NY時間09:42)(日本時間22:42)
    シグネット<SIG> 72.74(+5.93 +8.88%)

     宝飾品販売のシグネット・ジュエラーズ<SIG>が大幅高。取引開始前に2-4月期(第1四半期)の決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。今回の見通し上方修正には、関税や経済環境を踏まえたうえでのコスト削減策も織り込まれている。

     同社は声明で「今回の見通しは、現行のマクロ環境と関税水準、そして順調に進行しているコスト削減施策を反映させた」と述べている。シマンシク新CEOによる改革戦略や、経済の不透明感にもかかわらず消費者の購買意欲に対する自信の表れ。米国の婚約・結婚指輪市場でのシェアを拡大しており、組織再編とマーケティングの一元化も取り組んでいる。同CEOは声明で「消費者は依然として力強く、価値を感じる商品には反応してくれている」と述べた。

     消費者マインドは今年に入り低下傾向を示し、それは、トランプ関税や雇用見通し、世界経済への懸念が影響している。そのような中で同社は、金やラボグロウンダイヤを含む200-500ドルの価格帯のファッションジュエリーを拡充し、ミッドプライス志向の消費者を取り込んでいる。また、同社の在庫のうち中国からの輸入品は10%未満で、他の小売業者と比べて関税リスクは限定的となっている。

    (2-4月・第1四半期)
    ・既存店売上高:2.5%増
      北米:2.3%増
      海外:4.5%増
    ・1株利益(調整後):1.18ドル(予想:1.04ドル)
    ・売上高:15.4億ドル(予想:15.2億ドル)
    ・粗利益率:38.8%(予想:38.0%)
    ・営業利益(調整後):7030万ドル(予想:5740万ドル)
    ・在庫:20.1億ドル

    (5-7月・第2四半期見通し)
    ・売上高:14.7~15.1億ドル(予想:14.8億ドル)
    ・営業利益(調整後):5300~7300万ドル(予想:5960万ドル)

    (26年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):7.70~9.38ドル(従来:7.31~9.10ドル)(予想:8.39ドル)
    ・売上高:65.7~68.0億ドル(従来:65.3~68.0億ドル)(予想:67.0億ドル)
    ・営業利益(調整後):4.30~5.10億ドル(従来:4.20~5.10億ドル)(予想:4.61億ドル)
    ・資本支出:約1.45~1.60億ドルを維持(予想:1.52億ドル)

    【企業概要】
     主に米国・英国・カナダの子会社を通じて、ダイヤモンドをはじめとする宝飾品・腕時計・その他装飾品を小売販売する。実店舗およびインターネットを通じて、顧客に商品やブランドについての情報を提供する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


    株探ニュース